ダンナです。
嬉しいことにあちらこちらで様々なスポーツイベントが再開していますが、「せっかく再開したのに、どうにもコロナ禍以前に比べて人が集まらない…」といった声も漏れ聞こえてきます。
具体的な数値などはわかりませんが、確かに以前に比べて「(まだエントリー期間内なのに)すでに定員いっぱいで締め切られててエントリーできなかった(泣)」といった事態には遭わなくなった気がします。
その事の是非はともかくとして、数年前にエントリーを逃して悔しい思いをしていた「ふかやシティハーフマラソン」に今回は楽々とエントリーできましたので、走ってきました。
春をも通り越したほどの異様な温かさで始まった2月の第4週。
「日曜日もこんなに温かかったらかえってバテそうだなぁ…」などと思っておりましたらとんでもない、週の後半に向けていきなり気温が急降下して、週末は思いっきり真冬の寒さが戻ってきました。
それどころか泣きっ面に蜂とばかりに当日の天気は雨予報。ちょうどスタートの時間あたりから降り始めると脅してきます。
どうなることやら…。
遅い時期のエントリーだったため流石に先着順の駐車場枠は埋まっていたので、今回も応援に来てくれるヨメと二人で電車で会場の最寄駅に向かいます。
車窓から見える景色はどんよりとした曇り空も相まって「まさに冬」。
秩父鉄道の「武川駅」からは無料送迎のシャトルバスが出てくれていますので、それに乗ってメイン会場である深谷ビッグタートル(深谷市総合体育館)へと到着しました。
まずヨメと二人で驚いたのは、ビッグタートルという体育館。規模といい設備といい、素晴らしい施設!!
雨予報さえある悪天候で、走っている私はともかく待っているヨメがどうするかが心配だったのですが、参加者が走っている間は応援者はこの体育館内で待っていていいという事でホッとひと安心です。
そのうちに時間が迫ってきたのでスタート待機場所へ。
モンベルのジオラインをアンダーにしてその上に速乾Tシャツ、下はコンプレッションタイツにランニングパンツ、手にはランニンググローブ…という装備だとスタート前は肌寒かったですが、走り出せばこんなモノでしょう。
ですが「曇りだし防止は要らんだろう」とキャップは被らなかったのですが、これがちょっと失敗でした(後述)。
曇り空の下、「渋沢栄一・新一万円札記念大会」、9時30分にスタートです。
スタートしてからずーっと沿道からの声援!声援!!声援!!!
こんなに寒いのに地元の方々の拍手と声援、和太鼓(!!)の応援が途切れません。
うわぁもう楽しい楽しい♪ありがたくて頭が下がります。
トライアスロン、マラソン、自転車レースで何が嬉しいかって言ったらこの声援!!
どんなに疲れるレースでも、あの声援を思い出すとついついエントリーをポチっちゃいます。
そんな楽しさの中で走っていましたが、スタートして間もなく、3㎞を過ぎたあたりでとうとう雨が降り出しました。
でもそのタイミングは(まだしも)ラッキー。というのもちょうど身体が温まってきた頃でしたので、雨の冷たさに身体が負けないでくれました。
実はこの大会、強風に苦しめられるのがお約束だそうです。確かに、走ってても広々とした吹きっさらしの景色が多かったです。
ですがこの日は曇天→雨だった替わりに風はほとんどナシ。寒くて雨が降ってはいますが、ランのコンディションとしてはむしろ良好だったみたいです。
ですが後悔したのが、キャップを被らなかった事。確かに日差しはありませんでしたが、その代わりに顔にかかる雨粒がジャマでした。日除けじゃなくて雨粒除けに、やっぱりキャップを被って行けばよかったと思いました…今後に生かす教訓としましょう。
そしてなんと言いましても、雨が降ってきたというのにやっぱりその雨の中でも変わらずに応援をくれる沿道の方々がいらっしゃるんですよ。否応なしに頑張れちゃいます…何故にそこまでしてくれますか!?
ここ最近残業続きでコンディションの調整が出来ずにいたため不安を覚えながらの参戦でしたが、走りだしてみれば楽しくて楽しくて。後からGARMINの記録を見ると後半のほうがペースが上がっていたくらいでした。
結局降り止まなかった雨の中、1時間46分35秒でフィニッシュできました。上等上等♪
体育館の更衣室で着替えてから、お楽しみだった「煮ぼうとう」を頂きます。
選手は無料で一杯、応援者は500円で頂けるのですが、寒い中での温かい汁モノは問答無用で極上の味。当然ながら一滴残さずに飲み干しました。
また、「売り切れそうだったから」と嫁が前もって買っておいてくれた「ねぎバーガー」も美味。
深谷ねぎとエビのかき揚げをバーガーにしてありました…できれば温かいうちに食べてみたかったなぁ。
深谷市内の「Deep Valley BURGER」というお店で食べられるそうです。今度行って熱々を食べるぞ!!
…って、「Deep」「Valley」…「深い」「谷」…『深谷』!!!!!!
素晴らしすぎる店名じゃありませんか!!ヨシ絶対行こうっと♪
その後は物販ブースで野菜をたくさん買い込みまして、またシャトルバスのお世話になって駅まで行って、電車で帰宅。
結局家についても雨は止みませんでした。
これがトライアスロンか自転車のイベントだったら自転車を掃除しなきゃならないところですが、マラソンは自分がお風呂に入れば良いだけなので楽ちん楽ちん♪
ふかやシティハーフマラソン初参加、無事に終了しました。
とにかく「楽しい」大会でした。
運営側と近隣の方々が本当に楽しく盛り上げてくださいまして、気持ち良く走れた大会でした。
お祭りみたいに物販ブースいっぱいなのも、特に深谷市産の農作物を売ってくれているのも〇。
夜は当然、深谷ねぎを使った鍋を堪能しました。
コレはリピートしたくなる大会だなぁ。
来年も走りたいです!!
コメント