令和5年11月23日ごろのリリィさん

夏頃からリリィさんの中で一つのブームが起きました。
それは、洗面台での水飲み。立ち上がり、洗面台のボウルに手をかけて水をねだります。
手の平に水を入れて差し出すと落ちてくる水滴を舌でなめとって飲みます。
上目遣いで水をねだるリリィさんの表情が凶悪で、つい朝の時間がない時でも付き合ってしまいます。
なぜそんなブームが起きているのかは謎です。今も続いています。ザラザラする舌の感触がくすぐったいのと、床が濡れるのと、壁も時々濡れるので拭かなくてはいけないので、手間かかるのに。


さて、暑さが過ぎ、朝晩寒くなってきました。寝室の電気を消すと部屋を出て行ってしまうリリィさんが朝目を覚ますと私の布団の上にいるようになりました。夜も布団の上にいることが多くなったので、寝るときにリリィさんの痕跡で布団が温かで私もうれしいです。Win-Winの関係ですね。
もう少し寒くなるとダンナの方が体温が高いので、ダンナの布団に入ってしまうことが多くなります。今年は寒い時期になっても私の布団で暖をとってくれないかなぁ。
そして、リリィさんはなぜか寝ている私の体の上はずかずか歩くのに、ダンナの体の上はあまり歩きません。なんでだろう。標高(?)が違うからかな‥。
暑さが過ぎたせいか少し食欲が出てきたようで、体重が少しだけ増えました。
若い頃と違って毛づくろいをしている姿をあまり見かけなくなりました。その分、私がブラシをかけるようにしています。鳴き声の様子も少し変わったような気がします。時々癇癪を起したような声になります。獣医さんに言わせると「トシだから、少し認知症がでてきているのかもしれませんね」とのことですが、まぁお年寄りが少し頑固になっちゃうような変化なのかもしれませんね。
階段を上り下りするスピードはゆっくりになりましたが、まだ走ったりしますし、本棚の上に上がることもあります。
子猫は子猫の可愛さがありますが、高齢猫は高齢猫の可愛さがあります。ずっと一緒にいる長い時間の間にお互いの行動や気持ちがわかる安心感とでもいうのでしょうか。

ダンナ
ダンナ

リリィさんを迎える前は「ウチの〇〇ちゃんは言葉が判るんです♪」って言う飼い主さん方のことを「んなワケねーじゃんwww」などと笑っていたものでしたが、今は心から猛省しております。

少なくとも我が家のリリィさんと我々は、間違いなく意思の疎通が出来ております。

断言。

猫の人間よりちょっと高い体温は、寒くなってくると眠気を誘う即効性の睡眠薬のようです。

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