まえばし赤城山ヒルクライム 2022(ヨメVer.)

ダンナがサイクルコンピューターに赤城ヒルクライムのコースを入れてくれて、コースの説明をしてくれた時、「覚えきれん‥」と思っていました。コースの地名も覚えきれないし、全体で何キロかとかもう覚えきれません。まぁ、なんか表示が出るらしいから、それでいいや。

当日は朝早くに家を出ました。荷物を預けなければもう少し遅くてもよかったのですが、汗かいて頂上で気温が低かった場合、冷えて寒くなるのではと思っていたので、着替えを用意しました。あと、編みぐるみのリリィさんも荷物に入れました。いつも自転車につけて一緒に行くのですが、レースだからつけられません。頂上で待っててね!
ドキドキしていたのと朝ごはんを食べたので、メイン会場でトイレに行きました。長い列と思っていたら男性の方で、女性は空いてました。男性率が多いから?
そして、スタート地点でなんか白いのがいると思ったら‥ミシュランマン!手を振ってました。

ダンナ
ダンナ

タイヤの世界的メーカーであるミシュランは、言うまでもなく自転車のタイヤでもトップブランド。
ミシュランのバイクタイヤ…いいですよねぇ♪

グループごとにスタートですが、9グループだったので、先頭のスタートがさっぱり見えません。どうやってスタートしているんだろう‥。グループ全部が並びきれないので、ちょうど私の前で区切られました。
スタートです。ダンナが走るのについていったら、スタート地点に向かうJJさんたちがそれを見ていたようで「ついていく気満々だ!」と笑われていたようです。
「はじめは緩やかだけど、そこで飛ばしすぎると後がつらいらしいよ」と私に言ったのはダンナですが、どんどん背中が小さくなっていきます。‥これ、ついていったらダメなんじゃないかな。私のペースで行った方がよさそうだ。だって、この先なんかすっごくつらいポイントがあるって言ってたし。
というわけで、そこそこのスピードに抑え、自分のペースで走りました。だんだん周囲の人たちが同じ顔触れに固まってくるのが面白かったです。その中で、赤いジャージの地元チームの方が目に留まりました。ちょっと太め(失礼ですみません)で「この人に負けるのはなんだかな」と思ったので、目標にさせていただきました。この人には勝とう!という気持ちで走ります。
坂が始まり、ひたすら登ります。赤いジャージの方を抜き、登りますが、きつくなると速度が落ちて抜かされます。何度か抜きつ抜かれつをしていました。
「女子、がんばれ~!」
沿道の方が応援してくれます。女子‥。久々の女子扱い、ありがとうございます。

ずっと坂が続き、まったく足を休めるところがありません。ちょっと平らになったと思ってもすぐ坂が始まります。そして、つづら折りのカーブ‥。サイクルコンピューターに途中のポイントが5か所登録されていて、一番近いポイントまでの距離が出ています。もう場所の名前はどうでもいい、5か所のうちの4か所目が一番きついといっていた気がする‥。そこまでとにかく何とか体力残しておかなきゃ。

ダンナ
ダンナ

斜度などはそこより前のポイントの方がキツいのですが、蓄積されてる筋疲労やメンタル具合などを併せると4か所目が一番「クるものがある」らしいのです。

汗だくで、ぜいぜい言いながら登っていきます。途中から腰も痛くなってきました。
沿道で威勢のいい応援がしました。
「つらいのは気のせい!まだまだいける!」

ダンナ
ダンナ

あの方、私が通った時は「ここは坂じゃない!!ほんのちょっと向かい風なだけ!!」とエールをくれました(笑)。

いや~‥気のせいかなぁ‥。けっこうツライです。でも、思わず周囲の方々と笑ったので、気持ちが晴れました。

赤いジャージの方と並んだ時、
「ビアンキかと思ったらアンカーだったんですね」
とぼそりと話かけられました。ふふふ、自転車のメーカー名だということは理解できています。他の部品の話だとついていけないかもしれませんが、このくらいならついていけます。
「そうなんですよ~。好きな色だったので選んだらアンカーだったんですよ~」
と息を切らしながら短い会話をして、いよいよ一番きつい場所へ。

きつ~。でも、足着かずに行けそう。なんとかペダルを回し続けられそうです。前半の私、体力温存できてたよ!ギアは前輪も後輪も一番軽いヤツ。もう一段軽くなるはずと思っていたら、もう一番軽いヤツになってました。なんとか足を止めずに回せる感じ。がんばれ、私。

対向車線を時々下りの集団が走っていきます。登り切った人がもうこんなにいるんですね‥。そしてすごい勢いで下っていきます。下りが苦手な私は下る時に皆さんに迷惑をかけるんじゃないかと内心とても心配していました。ダメそうだったら、車に乗せてもらおう‥。

カーブにいた警備員の方が「このカーブは51か所めです。」と言っていました。全部で60いくつかのカーブがあって、と話していましたが、まだ10以上あるじゃんとぼんやり頭で計算して暗い気持ちになりました。

腰の痛みに加えてお尻が痛くなってきました。もじもじして速度が遅くなると、赤いジャージの方が
「一番つらいところは過ぎましたよ!あと少しですよ!」と声をかけてくれました。
優しい人なのに、勝手に敵認定してごめんなさい‥。
「一番厳しいところの後にちょっと緩やかになるから、そこまできたらラストスパートね」
とコースを説明した時にダンナが言っていました。その場所に来ました。いや、でもそんなスパートなんて‥と思ったところに
「やっと追いつきました~」
Iさん!?半分くらいで追いつかれると思っていたのに来なかったので、このまま逃げ切れるかと思ったのに。ゴールまであと200メートルじゃん!
遠くなるIさんを追いかけようと思いましたが、いや、無理だわ~。足が痛い。

ゴールゲートが見えたあたりで沿道の人が声をかけてきます。ゴールした後の人たちです。
「いける!出し切れ!まだいけるぞ!」
いや、いやいや‥足痛いんですって‥。
「がんばれ!諦めるな!」
ええい、もうそういうなら、やりますよ!
気が付いたら赤いジャージの方も遠くなっていくのでがんばってその背中を追いかけました。
うう、追いつけなかった‥。

ゴール後、地面に足をつくと、つりそうです‥。そして、ゴール脇でダンナがにこやかに笑っています。なんかムカつく。

ダンナ
ダンナ

ええ~…?
そう言われても…💧

スタート前にご挨拶したFさんと息子さんは先にゴールしていました。
息子さんのタイムは私と同じくらいだったので、「すごいですね」と言われましたが、登り切るのに精いっぱいでタイムとか考えられなかったです。途中でもう少しがんばれたかもと思わなくもないですが、脚がつったかもしれないし。そのあたりの「ここまでやるとアブナイ」というラインがわからないのが、経験不足ですね。

赤いジャージの方にお礼を言ったら「いや、何もしてないですよ」と言われたのですが、ずっと一緒に登ってきてくれたので、がんばれました。追い越せなかったけど。技術の差なのか脚の筋力はやはり男性の方があるのか。うう~ん。


ゴール後、汗だくだったので、着がえたかったのですが着替える場所がわからず、結局着替えられませんでした。汗冷えてちょっと寒かったです。ダンナは上半身だけ着替えてました。男性はいいなぁ。
JJさんたちと合流し、自力下山最後の組で下山しました。どうなるかと思っていたけれど、スピード出さない下りだったので、心配したほど迷惑かけずにすみました。途中で上からくる救急車をやり過ごすため長めに休憩したので、それがまた良かったです。むしろ平地になってからの方が前との差が開き気味で焦りました。下りは全く漕がずに平地まで来られたので、こんなに登ったのかと実感しました。でも、救急車に乗る人が出たんですね‥。大変だなぁ。

頂上は寒かったのでウィンドブレーカーを着ていましたが、平地は暑かったです。そしていいお天気になって陽射しがすごい。登っていた時にこの陽気だったらもっとキツかったと思います。曇っていてよかった。JJさんたちと参加賞をいただいたり、写真を撮ったりして別れました。汗臭いし、座るところもないですがお腹が空いていたのでお昼を食べることにしました
陽射しの下で買ったお弁当を食べ終えて帰ろうとした時、どこかで見た顔の男性が目の前を通っていきました。
「あ!」
と声をあげたダンナに反応して立ち止まった男性の顔、よく知っている気がする‥。
「こんにちは~」
とにこやかに挨拶してくれ、その間に気が付きました。よく見ている自転車の番組に出ている戸丸さんです!

ダンナ
ダンナ

NHK-BSの「チャリダー」に出演なさっている方ですね。
バイクレースに、あくまでもママチャリで挑む「ママチャリダー」さんです。
群馬が地元という事は知っていましたので、もしかしたら会えたりして…とは思っていたのですが、まさか本当に、しかもゴール後で気を抜いたタイミングでお会いできるとは。

芸能人ではないですが、テレビに出ている人と話すのは初めてです。少しお話したら反射材でできたマスコットをいただきました。自転車の安全のために作ったそうです。通勤用ママチャリにつけて使わせていただこう。あとで成績を知ってびっくり。ママチャリなのに早い~。

ダンナ
ダンナ

←ほらほらママチャリ!!

余談ですが、同じ週の金曜日に人間ドックがあって、血液検査がありました。お医者さんがその検査の数値を見て

「お酒よく飲みます?飲まないですか。じゃあ、激しい運動してますか?」
と言うので、ジム行ったりしてるけど激しいってほどじゃないよなぁと思いながら「はい」と答えると
「運動しすぎですね。筋肉が壊れている」
と言われました。そういや、ヒルクライム後に脚やらお尻が筋肉痛だったなぁと思い出しました。
血液検査ってこんなこともわかっちゃうんですね。
そしてヒルクライム翌日に休暇を取っていたことで、ダンナからさんざんうらやましがられました。
ふふふ。準備万端で臨んだんです。スポーツウォッチの心拍計グラフが赤(激しい運動)しか表示されていないくらいがんばれたのも、翌日休暇だと思えばこそです。リカバリータイム4日と言われて「がんばったんだな、私」と思いました。
走り切れてよかったです。

コメント

  1. […] このマスコットは、赤城山ヒルクライムでお会いしたママチャリダー戸丸さんから頂いたものでして。交通安全意識を広めるために戸丸さんが作って配っているのだそうです。その方もやっぱり赤城山で戸丸さんに会って貰った物だったそうでして、お連れの女性の方が「こんな繋がりがあるなんてwww」と笑っていらっしゃいましたが、いやまったく。 […]