彩湖道満トライアスロン大会②

※ここからは「常に雨が降っている」との前提でお読みください

〈スイム〉
ある意味最大の懸念事項だった「彩湖の水」ですが、そりゃあお世辞にもキレイとは言えませんでしたけども、まぁ予想の範囲内ではありました。抹茶ではありましたが抹茶ラテとまではいかないくらい…かな。ちなみにTOKYO2020のトライアスロン、アレこそが抹茶ラテです(お気の毒に…)。
ブロックの石段の表面の苔だか藻だかの「ぬ゛み゛ゅ゛っ゛」という素敵な感触を足の裏に感じながら入水して、水中からのスタートです。

先述しましたとおり、折り返しも何もないまっすぐ一直線の1.5km。こういうスイムコースってかなり珍しいんじゃないでしょうか。もちろん私も初めてです。
ガチ組大会なだけあって、皆さん総じて速い速い。それでも3種目で唯一の得意分野ですので、なんとか頑張って泳ぎました。
とりあえずスイムは無事にフィニッシュ。この大会のスイムはオリンピックディスタンスと同じ1.5㎞なので、ここまでは経験済みの世界です。正直言いまして、スイムでもっと稼ぐためにも私にとっては距離がさらに長い方が良かったと思いました。

先輩方のブログで得た知識をもとに、予めスイムゴールの場所にサンダルを置いておきました。
スイムゴールの場所からトランジションエリアまで「管理橋」をまたいでそこそこの距離がありますので、履物を準備しておいた方が良いとの先達の知恵です。
トランジションエリアに着いてまずはシューズを履いて…って、サイクルシューズの中にコオロギがワサワサと(笑)。叩き落として装備を着けて、バイクスタートです。

ヨメ
ヨメ

今回、雨降っていたので、カッパを着ての観戦になりました。

カッパ、蒸れる‥。

スイムが直線距離のため、スタート地点でダンナが履いていたサンダルを回収後、とにかく先回りしなければと焦って道を小走りに急ぎます。

(一人参加の方は番号の書かれたビニール袋に履物を入れて所定の箱に入れておくと大会関係者の方が保管してくれていたらしいです)

ダンナ、スイムはほんと早い方なんで、先に行かれたらどうしようと焦っていたのですが、人間って泳ぐより歩く方が早いんですね。知らなかった。

無事に先回り成功しました。

〈バイク〉
普段のツーリングや何回か参加したエンデューロなどでは今さらな距離ですが、トライアスロンの「レース」としては未経験な80㎞バイク(正確には82㎞)。
この大会のバイクコースはアルファベットの「H」。四隅で180°ターンがあり、中央の90°-90°の2段階クランクで折り返しのコースチェンジです。
通常でさえストップ&ゴーの繰り返しになるコースです。雨天状況下で滑りやすい本日は、とにかく落車に注意しながら加速とブレーキの繰り返しとなりました。
加速の繰り返しということでは重いホイールは不利なのですが、ブレーキを多用すると思えばカーボンホイールを避けたのは(気分的には)正解だったかな。他の方々の、ディープリムのカーボンホイールを濡れたシューがこするプォ〜ン…というラッパの様なホーンの様な音を聞くたびに「ああああホイールがぁああ俺ムリ絶対ムリ」とか思ってました。
雨の止み間とか小雨の時は地面や先行車からの跳ね返りで泥まみれとなりますが、ある程度以上に雨足が強くなるともはやシャワー状態でいっそキレイに洗い流されます。

1周10.25kmを8周回で82km。
足切りタイムが気になるとはいえ、途中で力尽きたりしない様にペースを整えます。また、オリンピックディスタンスとは違って途中でしっかりジェルなどで補給しながら走ります。
オリンピックディスタンスの距離を超える5周目からはさらにビビりながら走っていましたが、6周目で「とりあえずこの分なら足切りの心配はないかな」とちょっと安心。そのペースを7周目まで維持したら8周目ではランに備えてペースを落としました。
幸い落車することもなくそのままバイクフィニッシュ。
ランシューズの中にまたもや潜り込んでいたコオロギをはたき落としてランに行きます。

ヨメ
ヨメ

バイクの観戦は階段の登り下りでした。

下の道を過ぎたら、階段を上って上の道に来るのを待ち構える。

それを繰り返していました。途中、雨脚が強くなって、なんだか修行のようになっていました。靴の中まで濡れてきました‥。

〈ラン〉
ランコースは1周4.67km×5周、に加えて最後に距離調整+100mが付いて計23.45km。
走り始めの時に脚がキツイのはオリンピックディスタンスでおなじみですので、慌てずにマイペースを維持。
半周もしないうちに足が慣れてきましたので淡々と走ります。
1週目と2週目を終えるとその都度腕に巻くゴムを渡されます。3週目を終えると黄色いタスキ、4週目を終えると赤いタスキ。ゴム2本とタスキ2本を身に着けている人は最終周回ランナー。解りやすいですな。

ヨメ
ヨメ

ランの途中で雨が上がりました。

そして応援の人々もコースのあちこちに散らばって、私の周囲には誰もいませんでした。こういう時って知らない人に対してどういう態度を取ればいいのかちょっと迷います。応援するのがいいかもしれないけど、知らない人にいきなり応援されるのってどうなんだろう‥?

でも、大会に出ようってだけで、すでにすごいですよ、皆さん。

自転車でも何度も走ったし昨年末にはフルマラソンも走ったこの彩湖周回コース、カマキリ公園を過ぎて2回、対面側の管理橋で1回と、一周の中に3回のアップダウンがあります。
まだ元気なうちは良いのですが、疲れてくるとこのアップダウンが本当にツラくなってくるのです。この日も3周目あたりからジワジワとキツくなってきましたが、ここで効いてきたのが先程も書いた昨年末のフルマラソンでして。
全く同じコースなだけに走っていると自然とあの時の記憶が蘇ってきまして、「フルマラソンの時の7周目・8週目のキツさはこんなモンじゃなかった!!」と自分に言い聞かせながらなんとか走り続けること2時間13分49秒、トランジションを含めてトータル5時間32分56秒。
ようやくフィニッシュをくぐる事が出来ました。

この大会、ミドルディスタンスとしてはちょっと距離が半端です。
通常…スイム1.9㎞ バイク80㎞ ラン21.1㎞
今回…スイム1.5㎞ バイク82㎞ ラン23.45㎞
実はコレ、私がいつか出たいと夢を見ている宮古島トライアスロンの半分の距離なんだそうです。
加えて、宮古島を含むロングディスタンストライアスロンに参加するには、ほぼどの大会でもエントリーの必須条件として「ミドルディスタンスの完走経験がある事」という項目があります。
つまり今回のレースは私にとって「まずは宮古島への切符をゲットだぜ!!」という、単なる完走以上の意味を持つものでした。ああ大満足。

ミドルディスタンストライアスロン、完走しました!!!!

他の大会同様、コロナ対策で閉会式や表彰式は無くゴールしたら各自解散。
参加賞のバスタオルと昼食(焼肉弁当をチョイス)をいただいて、車の中で食べてから帰路に就きました。

ヨメ
ヨメ

車に乗るので、やっとカッパを脱ぎました。

汗が半分乾いて汗臭い‥。靴の中で足がふやけている気がする‥。

でも、両手が空いて写真が撮れるので、やっぱりカッパにしてよかったです。

初の地元大会なのでなんと会場を出て1時間後には家に着いていました。スバラシイ!!
ですが落ち着いてゆっくり休めるかというとそうもいかず、雨でドロドロになった各種装備品、中でも特に自転車の洗浄・整備がもはや本日のトライアスロン第4種目と言ってもいいレベルの大作業でした。
未だ雨が降り続けていますので、車の後部ハッチを屋根代わりに玄関先で自転車洗浄。
チェーンやスプロケットには早くも錆が浮き始めていましたので念入りに除去して改めて注油。
とりあえずは屋内に入れられるまでにキレイに出来ましたら、そこからは屋内作業。シートポストを抜いてフレームを逆立ちさせまして、すべてのビスやボルト、可動部分に水置換オイルスプレーを丹念に吹きます。
自転車はそれでいったん放置して、サイクルシューズやランシューズも洗ったり拭いたり。ウェットスーツは浴槽の水に浸けておきまして、ようやくこの日は終了。
幸い翌15日もお盆休みでしたので、起きてから改めて自転車を徹底的に再洗浄・ワックスがけ・注油を施しまして今回大健闘のSTINGERも完全復活。
かくして彩湖道満トライアスロンが終了しました。

スタートのその瞬間までビビりまくっていた初ミドルディスタンスでしたが、始まっちゃえばキツくはあっても楽しかったのはオリンピックディスタンスと同じでした。
神様のイタズラとしか思えない、当日前後のいきなりの涼しい天気じゃなかったら果たして完走出来たのかどうか…正直解りませんし、自信がありません。
せっかく買った3、4本目のボトルハンガーも装着した意味はなく、ランキャップに至っては結局使わずじまいというオチになってしまいましたが、まぁいずれ陽の目を見る時も来るでしょう。
来年こそはコロナ騒動が収まっていてくれれば今度こそ霞ヶ浦トライアスロンフェスタでミドルディスタンスが開催されるかもしれませんし、再度この彩湖道満トライアスロンという選択肢だってあり得ます。野望は尽きないのです。ふふふ…。

「ミドルディスタンスを完走した男」になった私には、声を大にして言いたいことがあります。
いやむしろコレが言いたくて頑張って完走したとさえ言える言葉です。

どうだ榛名湖リゾートトライアスロン!!俺が完走出来なかった理由はハッキリきっぱりメカトラブルだ!!!
なんたってミドルディスタンスだって完走出来ちゃうんだからな!!!!!
フフン!!!!!

あぁスッキリ♡

コメント

  1. コニー より:

    こんにちは。
    私は永年、彩湖を望める部屋に住んでおり土地勘もあり、記述の状況がよく分かりとても楽しく読ませて頂きました。
    確かに彩湖の水で人間が泳ぐには「ないわあ…」という感じですね。
    ところで「ダンナ」様はもしかして30年前の仇名は「コマチ」君ではなかったでしょうか?
    少し前肩なところと膝がやや内向きな立ち方も特徴が似ていると思いましたので。
    (人違いでしたら大変申し訳ありません!この記述もどうぞ削除なさって下さい。)

    • motsunizake より:

      コニーさん、コメントありがとうございます。

      「コマチ」さんですか。残念ですがその方は私とは別人だと思います。

      ですが彩湖近くにお住まいの方に読んでいただけて大変うれしいです。
      彩湖の水で泳ぐなんてのは、特に渇水期の彩湖を知っているとアリエナイですよねぇ…あの色と匂い(笑)。

  2. コニー より:

    これはこれは、大変失礼致しました!
    お恥ずかしい限りです(笑)

    予備校時代の古い友人を捜して名前で検索していたところ、ある大会の出場者リストにヒットし、その記載からチーム名のブログに辿り着いた次第です。

    偶然にも
    お名前、年齢、水泳が得意、デザインの心得がある、茨城県南部に土地勘ありそう(?)、
    耐える事が好きな性格、等一致した点が重なりましたので…
    完全に早とちりしてしまいました。

    でも今回の勘違いで、
    毎日マンション窓からボ~っと見晴らしていた彩湖で、こんなすごい事をしている人達も沢山いたのだと知られて良かったです。
    私は仕事上、数週間に一度しか自宅玄関から出ないような生活を送っておりますので、運動三昧の行動力を羨ましく感じました。
    (たまに湖周囲を歩いたりはしますが、「あれ?今日はなんでこんな多くの人が走ってるの?」という日は確かにありましたね。)

    この勘違いを機に、これからも影ながらこちらブログを時々読ませて頂きますね。
    これからもご夫婦でお身体に気を付けて色々挑戦なさって下さい。
    彩湖の水は、やはり身体に悪そうなのであまり飲み込みませんよう。

    それではお元気で!

    (今回の一連の私のコメントは、あまりにもこちらのブログの趣旨・トライアスロンから外れてしまっているので削除して頂けると幸いです(笑))