妻のバイクは完成車で購入したANCHORのRL8W EQUIPE。
ロングライド向けのカーボンフレームでコンポはシマノ105と、コレで文句を言ったら罰が当たるレベルの良品です。
バイクのスペックとしては私のCEEPO STINGERと比べても格段に劣るという物ではないのですが、二人でツーリングに行くとどうしても基礎体力の違いなどで私とは差が出てしまいます。
平地でのスピードもそうですが、特に坂を登る時などはその差が顕著に出てしまいまして。
その憤懣から出た言葉が「重いのに乗れ」だったようです。
そうは言われてもCEEPOには何の不満も抱いていなかった私は、そりゃあ2台めのロードなんて物が有ったらウレシイけども、だからといって「じゃあもう一台買おう」とはならずにいました。
と、ここでようやく前々回に繋がるのですがCEEPOを完全にトライアスロン仕様にした事で余ってしまったロード仕様コンポ一式を見て
「重いフレーム」
→「クロモリ(鉄)でしょ!!」
「完成車ではなくフレームセットのみ購入(その分安い)」
→「だったら今こそブリヂストンしか!!!!!!!」
かくして、憧れだったブリヂストンのシュッとしたフレームを購入する事になったのでした。
ブリヂストンのスポーツバイクブランドであるANCHORが出しているクロモリフレームは、ネオコットフレームという独特の製法で作られています。
そのへんの事をここで書くとひたすら長文になってしまいますので止めておきますが、そのネオコットフレームにもグレードが2つありまして、中国製の下位グレード「RNC3」と上位グレードの日本製「RNC7」。
中国工場製とはいえ製品の厳しすぎる徹底管理には定評のあるブリヂストンの品ですので、きっとRNC3でもクオリティには何の問題も無いでしょう。何より私自身、乗ってみてRNC3とRNC7の違いが解る様な繊細さを持ち合わせているとは思っておりません。
ですが40年越しのアコガレの自転車ですので、ここはもう「だってボクこっちがいいんだもん!!」という子供の所有欲そのままにRNC7をチョイスしました。
実際ANCHORやらRNC7などに関係なく、カーボンでもアルミでもなくクロモリのフレームに乗る人たちのほぼ100%はこの「だって重さとか速さとか、そんな事よりこっちがいいんだもん」が理由と言って良いんじゃないでしょうか。
ANCHORのクロモリは注文時の追加オプションでフロントフォークをカーボン製に変更できるのですが、細いフォークこそがクロモリの美しさだと思っている私ですのでスルーします。
※断っておきますが私独自の偏見です。クロモリフレーム+カーボンフォークの組み合わせを否定しているワケでは決してありませんのでご容赦ください。
それは良いのですが、ANCHORの特徴の一つであるカラーオーダーで悩みどころがひとつ。
注文時に車体の色やカラーパターンを選べるのですが、「ANCHOR」というロゴに関しては選べるのは3色のみでして大きさや有無は選べないという仕様でした。
もちろんANCHORのロゴはカッコイイのですが、どうせならダウンチューブにデカデカと「BRIDGESTONE」のロゴを付けたい!!
オリンピック・パラリンピック選手用にブリヂストンが提供している車体には特別仕様で「BRIDGESTONE」がペイントされていたり、またANCHORの2020年モデルからはレース用と位置付けた上位数車種のみロゴがBRIDGESTONEになっています。
ズルい。(´;ω;`)

いい加減あきらめの悪い私は、ここで決心します…もうこうなればとことん、皿まで喰らうしか無いよネと。
せっかくフレーム単品で手に入るのだからオリジナルペイントを施してやることにします。
なので注文時のカラーは黒一色+ロゴカラーは白というシンプルな組み合わせとしました。
なんといっても、どうせ塗り直す気マンマンでしたので。
かくして、フレームだけの状態でまずは我が家にRNC7が降臨しました。

ところが、いざフレーム状態のRNC7が完成して手元に来て嬉しくてニヤけて…そこから手が出せない。
当初は頑張って自力でやろうと思いましてペイント剥離剤やらも購入したのですが、いざ現物を手に取って埼玉県は上尾市にあるブリヂストン本社工場の職人さんが仕上げてくれた惚れ惚れするほどに美しい塗膜表面を見ると「こ、これを落とすの?シロウトの俺が??」とビビりまくって文字通り手も足も出せない。
そしてなんと、フレームが我が家に来てからビビり続けることかれこれ1年にもなろうとしています。
威勢のいい決心をしておきながら、とんだチキンもいいとこです。
「ダメだ、このままではいつまでもRNC7が完成しない…」と敗北を認めた私は業者さんにフレームの塗装を依頼する事を決意。
幸いと言って良いでしょうが、地元のふじみ野市にはフレームビルドからやっている自転車のファクトリー「鶴岡レーシング」さんがありまして、こういった持ち込みのフレームの塗装もやってくれるとの事。
ネットで調べた評判もすこぶる良好でしたので「まずは話を訊いてみよう」と実際に伺ってみたのですが、その時の対応がとても快く、同行して話を聴いていた妻も「ああいう人たちのああいう会社だったら、大事な自転車を任せようって気になるよね」と言うほど好印象でしたのでお任せする事を即決。翌日にフレームとペイントの図案を持って再訪してお願いしてきました。
今は首を長くして塗装完了の連絡待ちです。
仕上がりは2月か3月ごろと思っていてくださいとの事。果報は寝て待てです。
塗装からあがってきたらフレームを購入したショップにコンポ一式やハンドル、ホイール等と共に持ち込んで組付けをお願いです。ちょうどその頃はショップのバイクメンテナンスも混んでいる時期ですので、果たして乗れるのはいつになるやら…暖かい時期には乗れると良いな、ぐらいの長い目で待つことにします。
ああ待ち遠しい!!



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