無言の訴え

 チームリーダーのリリィさんがごはんを吐くようになったので、高齢になって水分が多い方がよいのかとふやかしてあげるようにしていました。
 吐く回数は減ったけど、なんだか残すようになってきて、痩せてきた気がしたので、お医者さんに連れて行きました。体重がかなり落ちていたので、点滴をして、お薬をもらってきて様子を見たり少し心配な日々でした。
 吐き気止めで吐き気が無くなって、一時はごはんを食べだしたのですが、やっぱり残します。今度は吐いていません。
 「ごはんが食べられなくて体重が落ちるのがよくない」とお医者さんに言われ、CMで猫たちが夢中になって食いついているおやつを買ってきて、ふやかしたごはんに混ぜてみたりしたのですが、あまり食が進まず。これまでずっと食べてきた泌尿器系の療養食をほとんど食べなくなりました。
 また点滴になっちゃうよ~と心配し、いつものごはんが間に合わなくて別のごはんをあげた時に食いつきがよかったので、思い切ってごはんを変えてみました。
 食べるけれど、やっぱり残します。
 なぜだろう。
  ある日、お湯にふやけていないまだ硬い部分をリリィさんが食べているのを見て、「もしや、ふやかすのが嫌だったのか?」と思いました。
 ためしにふやかさないであげてみたところ、完食。
 それから、ほぼ完食しています。
 なんだ、リリィさん、水分足りなくて食べられないんじゃなかったのね。
 まだそこまで高齢扱いしなくてよかったんですね。すみません。
 無言の訴えを理解するのに時間がかかってしまいました。

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