がっつりライドな「ツーリング」に対してのんびりと自転車に乗るサイクリングを指す「ポタリング」という言葉がありまして、さらにとりわけゆる~くポタリングを楽しんじゃおうという時は「ゆるポタ」などと言ったりします。
いよいよ春になって自転車の季節到来!…と思いきや、前日のちょっとした作業のせいで背中の筋肉痛を訴えてきた妻。
なので 4月7日の日曜日は、予定していた100㎞のルートを取りやめて無理のないお花見ゆるポタへと行ってまいりました。

暖かく晴れてくれた空の下、家を出てまずは以前もご紹介したサンドイッチパーラー楽楽さんにて朝ごはん。
このお店は川越の観光名所「菓子屋横丁」にあるのですが、その近くの新河岸川沿いの桜並木の景色がテレビなどでも何度も紹介されている人気スポット。
食事を終えたらさっそくGOです。
川面にせり出した散り初めの桜はうわさに違わぬ見事さでした。
桜が本格的に散ってくると、この川面が桜の花びらで敷き詰められてピンク一色に染まるそうです。
タイミングが合えばその頃にまた来てみたいですね。
そこからのんびり5㎞弱で次の目的地「慈眼寺」に到着します。
お目当ては坂戸市指定天然記念物にもなっている枝垂桜。
ネットにてその枝垂桜がきれいだという情報を仕入れていたのですが、何と残念なことにわずかに満開を過ぎてしまっていました。
立て札にあった解説によりますと、この枝垂桜は彼岸桜に属する種類のものだそうで、ソメイヨシノなどよりも開花の時期が早いのだとか。一週間早く来ていれば満開だったみたいです。残念。
満開の頃にはジャズのライブが開催されたり夜にはライトアップされたりもするそうです。
ちゃんと覚えておいて来年は必ず満開を見に来よう、と妻とリベンジを誓います。
とはいえ境内にはちょうど見ごろを迎えていた別の枝垂桜があったり、すぐ隣の菜の花畑越しには大きなソメイヨシノも植えられたりしていて十分に楽しむ事が出来ましたのでこれはこれで満足。

奥に見えるのが目的の枝垂桜です。 
敷地の端にあったコチラの
ちょっと小ぶりな枝垂桜は
満開でした。
手前は木瓜(ぼけ)の木。
鋭いトゲがありました。
その次は昼食のお店へ向かって出発…したのですが、5分も経つか経たないかのうちにすぐ「なんだコレ!?!?」と驚いて自転車を停めます。
前情報も何もなくいきなり目に飛び込んできた、物凄い桜並木!!!!

場所は坂戸市の「東坂戸団地」まえ。
とにかく凄いとか素晴らしいとかしか言い様のない、壮観な桜でした。
その割には見に来ている人の数も少なかったのが意外過ぎるくらいでして、隠れた名所にもほどがあるだろうと言いたくなってしまいます。本当に見事。
住宅街の真ん中なので有名になりすぎて騒がしくなっても困るのかもしれませんが、それにしても知られないのももったいない。
ここには来年も必ず来たいと思います。

「ここ、ずっと桜があるから。川にかかっている橋から見るときれいよ!」
と自転車に乗った人が教えてくれました。
本当にきれいでした。
思わぬ美観を存分に楽しみましたら、今度こそ昼食へ…向かったらまたもやとあるお寺の中にきれいなピンク色が見えましたので道草です。
場所は坂戸市、「勝光寺」さん。
長い距離のロングライドはもちろん楽しいのですが、その分スタートからゴールまでの時間がかかるためこんな風に「ちょっと寄ってみようか」というイレギュラーを挟むのが難しいこともあります。
いくらでも道草・寄り道というのはお気軽距離のポタリングならではの楽しみ方とも言えるかもしれません。
のどかな春の景色を楽しむサイクリングとしては最適かもしれないとも思っちゃいます。
道草を挟んでようやく昼食をとる川島町にある「手打ちうどん 庄司」さんへと到着です。
とても人気のあるお店でして、何度もメディアなどで取り挙げられています。
お昼時ともなるとまず待たずに席に就けることは無いと言えるほどの人気店なのですが、品がうどんということもあってお客さんの回転も速いのでそれほど苦にもなりません。
駐車場にはサイクルラックも置いてあるありがたいお店なのですでに何度か来ているのですが、いつも川島町名物の「呉汁うどん(11月~3月のみ提供)」か「すったてうどん(5月~9月のみ提供)」を注文してしまうため実は初めての通常メニューでした。
迷った末に私は「炙り鴨汁うどん」の特盛りを、妻は「ごま汁うどん」の中盛りをチョイス。
食べ始めた途端に二人して「美味しい!!」とハモってしまったくらいの美味しさでして、さらに夫婦ものの強みで途中で鉢を交換してどちらの味も楽しみます。



私、次回は「炙り鴨汁うどん」にします!大盛でいこう!

俺は特々盛いくぜ!
お店の方に訊いたところ麺だけを注文する事も出来るそうなので、足りないと思ったら「追い麺」注文も出来るようです。
なんとまぁ大喰らいに心地よい店であることか…!!
また、食後にさらに嬉しいことがありまして。
美味しくて一気にズルズルと食べた後はつけ汁がかなり残ってしまったのですが、つけ麺の汁なのでそのまま飲み切ってしまうにはちょっと濃い目…忙しいのにご迷惑かと思いつつも店員さんに「お湯をいただけませんか?」と訊いてみますと、なんと頼めばそば湯の様に湯桶にうどんの茹で汁を入れて持ってきて頂けるとのこと。
もちろん大喜びでお願いしまして、ほどよく薄めた汁もたっぷり堪能させていただきました。
満足してお店を出ましたら、道中いたるところに咲いている桜や春の花々を大いに堪能しつつ東へ向かいます。
やがて着いたのは桶川市にある「城山公園」。敷地内にグラウンドやテニスコート、大小いくつもの池やバーベキュー広場までをも抱えた大きな公園です。
以前通りがかっただけで立ち寄らずに通り過ぎてしまった事があった公園でして、今度こそはと来訪となりました。
入ってまず目に入ったのは、素晴らしく見事にお手入れされた花壇に色とりどりの花々。
満開の桜をバックに、これでもかと色鮮やかな春の美を咲かせていました。




想像以上の公園だと驚きつつも奥へと進みますと、池や木々を見下ろせる展望台まであるではありませんか。
高い所大好きな私は喜んで登りまして、素晴らしい景色を楽しませていただきます。

また、こんなに見事な花を咲かせた木もありまして、何の木だろうと名札を見てみると「枝垂れ桃」ですと。
私も妻も知りませんでしたが、桜や梅だけでなく桃にも枝垂れ種ってあるんですね。一本の木に白い花と赤い花とが混在していてとてもきれいでした。
城山公園の次は本日最後の目的地である榎本牧場へ。
もう何度行ったか分からない、埼玉のみならず関東圏にお住いのサイクリスト御用達の牧場です。
名物はジェラートでして、コースに榎本牧場を組み込んでワクワクするというのが冬が終わって自転車のシーズンが到来した頃のお約束なのです。
ほんの少しだけポツリポツリとにわか雨が落ちてきたりしましたが、雲の様子を見るにまぁ心配ないだろうと、やっぱりのんびりと向かいます。
この榎本牧場、過去ブログ内では何度も何度も書いてきたのですがとにかく来訪者がサイクリストだらけ。
もちろん観光牧場ですので一般の家族連れの方々も数多くいらっしゃるのですが、それよりなにより自転車だらけ、右も左もサイクルジャージだらけというのがいたって普通の風景なのです。
ですがこの日は異常事態。
今まで見たことのない混雑っぷりでして、しかも何と7割がたが一般客。
思わず目が( ゚д゚)となってしまいまして調べてみたところ、この前日4月6日放送の情報番組「王様のブランチ」にて紹介されたてのホヤホヤだったそうで。
いやはやテレビの力ってのは物凄いモンだなぁと妻と驚いていました。
ここのジェラート、数種類のテイストからシングルかダブルかで注文できるのですが、「断固としてミルクは外せない、でも他のも味わってみずにはいられない」という我々夫婦はほぼ毎回ダブルで注文します。それぞれがミルク+αを注文するため、計3種類の味を味わえるのです。
この日は私がミルク&ブルーベリーで妻がミルク&ミルクいちご。
またもやきれいに咲いている桜を愛でつつ、美味しくいただきました。

自動乳搾りマシーンがあるのですが、牛が入っているのを一回しか見たことがありません。
もう一度見たいなぁ。
朝の方が、牛が入っているんでしょうか。
ジェラートを食べているうちに、にわか雨も案の定どこかへ去ってくれました。帰路へと就きます。
まだ雲は残っていて晴天とはいきませんが、それでも寒くなどなく気持ちの良い暖かさの中、いつものツーリングよりは時間も早く、疲労もなく家に着く事が出来ました。
このところ乾燥していた中でのにわか雨だったせいかな?かなり埃を含んだ雨粒だった様です。
帰宅時間が早かったこともあり、そのまま自転車をきれいに掃除して本日のサイクリングは終了です。
走行距離47㎞、それでいて車上時間は2時間半以上というまさにのんびりゆるポタなライドとなりましたが、それだけ思う存分に景色や寄り道を目いっぱい楽しんだ気がします。
実は背中が筋肉痛の妻のみならず、私も足に前日の25㎞ランニングでの疲労が残っていたのでいい休養になりました。こんなサイクリングも良いものですね~。

追記(おまけ)
この日は統一地方選挙の投票日。
投票兼夕飯の買い物のついでに、ちょっと足を延ばして最寄り駅近くの公園の夜桜を覗いてきました。
ちょっとボケちゃっておりますが妻がパチリと1枚。













コメント
[…] 枝垂れ桜はファンも多いらしく、検索で見つけた坂戸市の慈眼寺などで楽しませてもらいましたが、枝垂れ梅の見どころとなると越生梅林やこの日の大宮第二公園に「枝垂れ梅もあります」といった情報しか見つけられませんでした。そんな中で「所沢・枝垂れ梅と黒塀」というポイントが引っ掛かったのですが、情報を見ると「とある通常の民家のお宅の枝垂れ梅がとてもキレイで、しかもその家の黒い塀と合わせてとても絵になる」という事の様で。観光名所でもない一般のお宅をわざわざ見に行くのもどうかと思うし、そもそもキレイとは言っても個人宅の庭の樹ですしまぁそれなりでしかないモノだろうし、加えて我が家からそこへの道が大通りや住宅地の中を通るしかない、冒頭の大宮第二公園への道同様のツーリング欲をそそらない道というのもありましてスルーしていたのです。なのでこの日のラストに、ホンのちょっと帰宅前に回り道をして通ってきてみようか…という程度の軽い付け足しのつもりで観に行ってきました。 […]