川崎港トライアスロンin東扇島⑥~テープ切ったぞぉ♪

さて前回書きました様に川崎港トライアスロンのバイクコースは埋め立て地である東扇島の道路を使用した物で、広大でまっすぐなコース構成でした。
その一方でランコースは東扇島の中の東公園という公園の中を2.5㎞×4周するコースでして、それなりに大きくてきれいな公園ではあるのですがやはりその中に2.5㎞という長さの周回コースを設定するのは結構無理がありまして、バイクコースとは打って変わってかなりうねうねと曲がりくねったコースを走らされます。

心配だった私の貧弱な足も、とりあえずは動いてくれそうな塩梅です。
どの大会でもランコースには数か所のエイドポイントが置かれていまして、水やスポーツドリンク、大会によっては塩タブレットなどを頂けたり、また係の方がひしゃくやホースで水をかけてくれる所もあります。走りつつこぼしつつそれらを飲んだり水をかけてもらったりするため、ランのフィニッシュ時は靴の中はたいていビショビショです。

またこの大会ではスイムの時と同様にこのランコースでも周回の目安の輪ゴムがありまして、周回終了地点の少し手前で係の方が輪ゴムをサッと大きく広げて差し出してくれまして、そこに手を通して輪ゴムを受け取ります。これ、「1周終わった!!」「よし2周クリア」といった感じで結構モチベーションが上がって気持ち良かったです。

初めの1周目はコース把握と体を慣らすためほどほどのペースで走り、2周目以降はもうちょっとペースを上げられるかと試してみたり、そうしたら内腿にヤバ気な感じがしてきたので今度は心持ちペースダウンしたり…などと書くとまるで「レースの組み立て」なんかをやってるみたいですがそんな上等なモノではなく、行き当たりばったりでただひたすらに「生きて帰るためにはどうすればいいのか」「この足はどこまで保ってくれるのか」を探っているだけです。

途中、歩いてしまっていた参加者の脇を顔見知りらしい別の参加者が追い抜いて行った時に「え、なに、どうしたの?」「足が完全に攣った!!走れない~!!」といった会話を交わすのが耳に入ってしまい、数分後の我が身かと本気でビビりました。

コースがすっぽり公園内という事は、コース脇のどこでもすべてが応援エリア。
ランコースのあちこちで観客の人たちからの応援がもらえましてやはり力をくれます。チアリーディングの、バイクコースとは別のメンバーの方がまたしてもエールをくれます。上の写真の右側に写っている青いシャツの2人ですね。
たまたまこの近くで写真を構えていた妻によると「お姉ちゃんたちに応援してもらうとヘラっと笑う人が多くて面白かった」との事ですが、おそらくはその人たちも別にスケベ根性とかではなく(笑)、終盤のランパートでの応援は特に嬉しいものなのですよ。いやホント。

走っていればなんとか終わりが見えてくるものでして、どうにかこうにかラスト4週目。
チェックポイント(?)で4本目の輪ゴムも貰って最後の直線の向こうにフィニッシュゲートが見えてきました…あそこまで行けば終わる!!

バイク同様、周回コースを行く人たちを「良いだろう俺もうすぐ終わりだぜフフフ」と間違った喜びとともに横目で見つつフィニッシュラインへ。

…と、約20mほど先に前を行くランナーが見えます。

実は私、この大会でひとつ決めていたことがありました。
トライアスロンでは選手がゴールする度にテープを張り直してどの選手もがゴールテープを切れるようにします。これは決してお情けなどではなく、「完走した者は全員が勝者」というコンセプト故でして、それならどんなに遅くても頑張れば自分にもゴールテープが切れるんじゃないか…というのが私がトライアスロンに挑んでみたそもそもの動機でした。
ですがこれには例外がありまして、言うまでもなく前走者との距離が近い場合や数人がダンゴ状でゴールした場合などはテープの張り直しが出来ないため後着の選手はテープを切れません。
そして私は初参加の渡良瀬大会でのみテープを切って以降、たかはらやまでも木更津でもまさに上記の状況でテープを切れずじまいだったのです。
これが実に心残りでして、今年最後の今大会では正直言いましてタイムや順位などよりも「ゴールテープを切る」事が何よりの目標でした。

前走者との差は、ハッキリ言ってアウト。
前の人は私より疲労が大きい様でペースこそ私より遅いですが、このまま行っても差こそ縮まりますがとても追い抜けません。なんたって私だってもうとっくにヘロヘロです。
一瞬本気で「スピードを緩めてもっとあの人との差が広がれば…」とダメすぎる考えがよぎったんですが、これが最後だし!!となんか変なスイッチを強引にON。我ながら無謀な思いっきりのラストスパート開始イイイイ!!!!
ゴールで実況しているMCの方の「さて続いてのゴールは…おお!?後ろから凄いスパートをかけてくる選手がいるぞ!?!?」というアナウンスが天上の音楽の様に心地良いのなんの(笑)。
ああこれダメだ足が絶対ヤバイやばいヤバイ」というマトモな考えと「テープ!テープ!!テープううううう!!!」というイッちゃった考えとが混じりつつ、ゲート数メートル手前でなんとか前走者を抜いてそのまま念願のテープを切ってのゴール!!!!!!

ビキッ!!!!!!!!!

……………ゲートをくぐった途端に足が攣りました

続きます。

コメント

  1. […]     ⑤~ろ、路面が…     ⑥~テープ切ったぞぉ♪ […]