ブータンに行ってきました!

1月10日からお休みをいただいて、ブータンに行ってきました。
「幸せの国」はどんな国なのか。興味津々だったのです。この時期にしたのは、オグロヅルが来る時期だからです。ブータン西部のポプジ谷にツルが来ると聞き、自然と共存する暮らしを選んだとニュースで見たことがあり、どんな様子か見てみたいと思いました。ちょっと駆け足の旅でした。

ダンナ
ダンナ

ホントは4年ぐらい前に行くハズでしたが、ダンナがシャレにならない怪我をしてしまって(今は完治)一度計画が流れたのです。
その節はご迷惑をおかけしました……

まずは、ブータンの空の玄関口パロへ到着。パロにあるブータン最古の寺院のキチュ・ラカンを見学。寺院内は写真を撮ってはいけないので、外観のみです。チベット寺院の派手な感じが面白いです。寺院内はなんだか甘いちょっとおいしそうな匂いがします。お供えのバターにパラフィンを混ぜたものやバターランプの匂いだと思われます。その後、どの寺院に行っても同じ匂いがしました。お線香とは違いますが、良い匂いでした。

キチュ・ラカンのマニ車の小屋。人の身長より高いマニ車が5台。マニ車とは、お経が入った筒状のもので一回回すと一回お経を読んだと同じことになると信じられているそうです。

キチュ・ラカンのマニ車。回すと鐘が鳴るような仕掛けがされていました。一回回すとお経を一回唱えたと同じことになると考えられています。

ブータンではとにかく犬をよく見ました。ガイドさんによると野良犬だそうです。片方の耳が欠けたり、しっぽに何か目印がされていて、その犬は狂犬病の注射済みだそうです。仏教の国なので、殺生はしないそうで、犬も殺さないとか。ただ、街中の残飯を食べたり、どぶのようなところの水を飲んだりしているので、寿命は短そうです。人に向かって吠えることもなく、道路に寝そべっていたり、ごろごろしていました。ただ、夕方になると吠えて群れて、走り回っていました。犬は夜行性の生き物だったんでしょうか。ガイドさんによると猫は商店や農家がネズミ除けに飼っているそうです。あと、道路を車で走っていると牛や馬、高地ではヤクが道路を歩いていました。殺生禁止なので、動物優先です。特にヤクは危険な動物なので、車の方が気を使っていました。

街中に寝ている野良犬。
勝手に街中でごろごろ寝ている野良犬。
群れで寝ている犬。
商店の前で寝ている。群れなのか。時刻は夕方。

「ブータン料理ってどんなものか?」実はブータン、観光に国ががっちり絡んでいるので、旅行者は旅行日程を国に提出してガイド付きのチャーターした車で旅行します。(インドなど関係の深い国はガイドなしでもいいそうです)旅行者が食べるお店やホテルは旅行者向けのレシピがあって、それを使っているそうです。今回の旅行は田舎の農家に泊まる日もあったので、手加減なしのブータン料理を見ることができました。ブータン料理、実はとても辛いです。トウガラシをふんだんに使います。サンショウもたくさん使っていました。あとは、コリアンダーもよく入っていました。ブータンの人はおかずちょっとで、たくさんご飯を食べるというスタイルだそうです。泊まった民家はファームステイというスタイルなので、外国人に慣れていて、辛くない料理も出してくれていました。

エマダツィ
エマダツィ。 トウガラシとチーズをあえたもの。意外とそんなに辛くなかったです。ここのうちが干したトウガラシで作っていたためかもしれません。
夕飯
夕飯。赤米とおかず。干した牛肉と青菜(からし菜?)おいしかったです。ピリ辛くらいでした。













 おもしろかったのが、ちょっとおなかがすいた時に出てきたコレ。ごはんを炒ったようなおかきみたいなものと砂糖のついたクッキーです。大皿でどんと出されます。甘いミルクティーを片手に食べます。手の平の上におかきの粒をざらざらと置いて、食べながらミルクティーを飲んだり、ミルクティーの中に入れたります。結構入れます。カップの中にぎっしり入れます。おかき粒の間にミルクティーが染みている状態になります。スプーンですくいたいほどです。

ダンナ
ダンナ

などとブータン料理は全然問題なかったみたいに書いてますが、ヨメは帰ってきて「しばらく辛いモノは要らない…」と言ってました(笑)

標高が高いところが多いので、朝晩は冷え込みました。ただ、日中太陽が当たるところは暑いと感じるほど暖かく、寒暖差が大きかったです。旅行社の案内にも「調節可能な服装を」とありましたが、その通りでした。一点盲点だったのが、飛行機の乗り継ぎ。バンコクでの乗り継ぎでしたが、バンコクの気温が高く、日本を発った時に着ていたダウンコートやフリースが邪魔になり、裏起毛のズボンのすそをまくりあげていました。
ポプジ谷は今回の旅行中一番寒い場所でした。でも、この時期にいるオグロツルが間近で見られてよかったです。泊まった部屋の中にいてもツルの声が聞こえました。朝と夕方しか鳴かないのかと思っていましたが、夜中も時々鳴き声が聞こえました。

畑が白く凍った村の光景。
ポプジ谷の朝の光景。
背中に霜のついた牛。
背中に霜をつけた牛。一晩道にいたのかも。
オグロヅル

泊めてもらった農家さんでは3日後に法事があって親族が集まるそうで、たくさんの肉を買ってきて干し肉を作っていました。若い子たちがやっていたのですが、ガイドさんから言わすと「うまく出来ていない。厚すぎる」そうで、ガイドさんがほとんど切っていました。一日で結構乾いて、あとは薪ストーブの上に干されていました。(何年か前までは囲炉裏だったそうです)

有名なタクツァン僧院も行きました!駐車場の標高がすでに2700メートルでタクツァン僧院が3000メートルくらいのところにあるので、標高差はそれほどでもないのですが、到着まで3時間弱歩くと言われ、なぜだろうと思いました。初心者向けの登山のような感じになるといわれていたのですが、急勾配の道の後に長い石段が続くので、年配の方には厳しい道のりだと思われます。馬で行けるのは途中まで。5年前まで手すりがなかった石段はそれほど広くないうえにすぐ横は崖。高所恐怖症なので、足がすくみました。ほんとになんでこんなところに建てたんだろう。海外の人も多かったですが、ブータン人は民族衣装のゴやキラの着用が義務づけられているので、すぐわかります。子どもは必ずしも着ていませんでしたが、3~4歳の女の子がきちんとキラを着てお父さんと一生懸命上っているのを見ました。余談ですが、ガイドブックには「カメラを嫌がる人も多いので、人を撮る時は許可を得ましょう」とありましたが、子どもや若者はあちらから「撮って!」と声をかけられることもありました。

 お天気がよい日は空と山がきれいでした。悪いことを払う五色の旗や、亡くなった人を悼むお経を書いた長い旗は風の通るところに掲げるそうです。禁止されている場所はないそうなので、あちこちで見ました。山と五色の旗はすごく印象的でした。
 楽しかったけど、体力が必要な旅だったので、こういうアドベンチャー要素満載の旅は体力があるうちに行かねばと再確認しました。

ダンナ
ダンナ

お土産のブータン産の缶ビール美味かったです。げふ。

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