今年も8月の第一日曜日がやってきました。大好きなたかはらやまトライアスロンの日です。
昨年5年ぶりの再開を果たし、今年は再開二年目。通算で第29回目のたかはらやまトライアスロンです。
シャレにならない、天災レベルと言っても過言じゃないほどの猛暑に襲われている今年。
注視し続けていた当日の現地の天気予報は「晴れ時々曇り・最高気温32度」となんとも理想的そのものという最高の条件だったのですが、数日前に発生した台風9号がガッツリとひっくり返してくれました。
迎えた当日は台風一過、雲ひとつ見当たらない快晴。予想最高気温は36度オーバーで朝の時点ですでに気温32度。
マジかい…と嘆きたくもなりますが、雨だったり台風直撃で中止だったりしたかもしれないことを考えれば贅沢な嘆きです。
現地に着いて受付を済ませてトランジットをセットして、試永を済ませたらプールサイドに集合して開会式を待ちます。
と、私の脇でたかはらやま経験者の女性と初参加らしき男性女性の計三人が話してまして。経験者の方の「この大会はゴール後にクールダウンでプールに入って良いんだけど、それがもうとっても気持ち良くって!!」という発言が聞こえてしまったので、失礼ながら思わず私も「アレ気持ち良いですよねぇ!!」と会話に乱入参加。
ゴール後プールの快感で盛り上がったのですが、その後その方がボソッと「でもキュウリが無くなっちゃったのが残念で…」と聞き捨てならない事を仰いましたので、プールドボン以上の熱量で「そうなんですよねぇ!!あのキュウリ!!!!今年もやっぱり無いんですかね!?!?!?」と激しく同意!!
昨年も書きましたけど、この大会ではゴール後にカレーを頂ける(参加者無料・応援者¥500)のですが、前々回まではそれにキュウリの一本漬けが付いてきてくれたんです。
カレーはもちろんとっても美味しいのですが、加えてこのキュウリが競技後の身体にメチャクチャ染みる美味さなんですよ。
それが大会再開の昨年はありませんで、もちろん物価高騰の現実も解りますのでしょうがないとは思ったものの残念でありました。
昨年は周りからもカレーを食べながら「キュウリ無いんだ…」という声が聞こえましたし、今日のこの方は「大会後のアンケートに(キュウリの事)書いちゃいました」との事。やはりキュウリラブなのは皆同じだったんだと、その方とひとしきりキュウリの美味しさで盛り上がってしまいました。
初参加のお二人、申し訳ありませんでした。m(_ _)m
開会式が始まります。
昨年に続いての矢板市長さんのコメントでは「昨年“自分もやってみようか”と言ったことを後悔しています」の発言に皆が大ウケ。おそらくあちこちから「やるんですか?」「やるんですよね?」とか突っ込まれたんですかね。お忙しいでしょうけど、できればコッチの世界にもお越しくださいませ(笑)。
そして審判委員長の言葉ではこの酷暑を考慮して驚きの発言が出ます。
トライアスロンの大原則は「他人の力を借りない」。通常、参加選手が観客や応援の方々の助力を受けたらその時点でペナルティや失格の処分対象となります。
「ですが、今回は良いです。キツイと思ったら応援の人や大会スタッフから、かまわないので水や氷を貰ってください。今回はその行為でのペナルティは取りません。皆さん、命を大事に、頑張りすぎないでください。」
コレを言いきっちゃうのがこのたかはらやまトライアスロンです。やっぱり好きだなぁ、この大会。
スイムスタート…しようとして気付きました。
50mプール6往復を5周回するこのスイム、コロナ前までは「ご自由にどうぞ」と輪ゴムが置いてありました。周回数の自己確認のために各自でこの輪ゴム5本を手首に巻いて、1周ごとに輪ゴムを外して所定の箱にポイ。全部なくなったら間違いなく5周回った証で安心してバイクへGOというワケです。
昨年大会ではその輪ゴムシステムが無かったのですが、今年はまた置いてくれていました。
スポーツウォッチで距離は解るとはいえ、やはりこういう物理的なやり方は安心できますので活用させていただきます。
この日の晴天、この後のバイクとランで思いっきり苦しむことが解っている一方で、スイムに関しては文句なしに気持ちの良い天気です。
オープンウォーターのスイムに比べて限られたコース幅を泳ぐ難しさはありますが、クリアな水と視界の心地よさ・安心感はスイムパートをただただ楽しい時間に変えてくれます。
屋外の50mプールを擁する運動公園を持っている矢板市を心から羨ましく思いながら、楽しく1.5㎞を泳ぎ切れました。





到着時は日陰にいればまだよかったのですが、気温は
ぐんぐんあがりプールの観戦できる場所は日陰なし。
暑かったです。
プールが一望できるので、コースが通常の幅と少し広め
の幅があるのが見えます。通常の幅だと2人並ぶと追い越
せませんが、広めの幅だと追い越せます。ダンナがうまい
こと他の人をかわして泳いでいるのが見えました。
バイク。メイン会場から10㎞先の「寺山ダム」への道を2往復のコースです。
ダムへの真ん中あたりまでは田園地帯の中を走る割と平坦な道ですが、中盤で県道272号線に入ってからは登りが始まります。
斜度はそれほどでもない登りですが、それなりの距離があるのに加えて忘れちゃいけないコレはトライアスロン。2往復の後に10㎞ランニングが待っていると思うと絶望したくなる坂です。
いよいよ暑さ、もとい「熱さ」が襲い掛かってきますが、道中、特に山に入ってからは日陰も結構ありますので、水分をしっかり摂って心をしっかり持てば(笑)40㎞は耐えられそうなコンディションです。
ボトル2本にはエナジー粉末数種を溶かした水を入れてありましたので、水分と塩分(ミネラル)が枯れない様にサイコンを見て必ず5㎞毎に飲む様にしました。
メイン会場の折り返し点の給水所では一時停車して頭から水をぶっかけてもらいました。ウッヒョウ気持ちイイ!!
「行ってきまぁす!!」と叫ぶとボランティアスタッフや応援の方々から「行ってらっしゃぁい!!」。
元気をもらってもう一周走ってきて、いよいよ試練のランに入ります。




メイン会場からすぐ脇の道がバイクコースに
なっていますが、あまり離れると戻ってこられないし
と思い、会場脇にいました。日陰がほとんどありません。
凍らせたペットボトルがお湯になってしまったので、
ダンナが2周め行ったのを見て車に凍らせたペットボトルを
取りに行きました。
バイクコース、出発の時はすごい勢いで下っていくのですが
ゴールは登りになるので、観客としてはすごく見応えある
ポイントです。カッコイイ自転車の写真が撮れるのでは、と毎回
頑張っているのですがいまだに満足いくものが撮れていません。
苦しそうによろけながら登る人に思わず応援の声をかけ、
選手が「がんばります」「ありがとうございます」と返事を
するのも、ほのぼのします。返事ができないほど頑張っている人も
いますが、返事がなくても観客は気にしません。苦しいはずなのに
ダンナが笑っててちょっとキモチワルイと思っちゃいました。
いよいよのランです。逃げも隠れも出来ない、灼熱のたかはらやまトライアスロンが牙を剥きます。
片道2.5㎞を2往復走るのですが、バイクコースと違ってこちらはほとんど日陰というものがありません。
焼かれるというより焦げます。
給水所のスタッフの皆さんが渡してくれる水・スポドリ・スポンジ・氷袋が、比喩でも何でもなく生命線です。開会式で聞いた「命を大事に」のアドバイスがなんとリアルに感じられる事か!!
折り返し点までは下ってホーム会場までは登ってという歯ごたえたっぷりのこのランコース、特に復路の最後の登りがマジでキツイ。
この大会のメイン会場の矢板運動公園が周囲からポコンと上がった高台にあるため、外の一般道を走ってくるバイクもランも最後にググっと登らされるのです。実際ランコース下方からのメイン会場はかなり見上げる高さにあったりして視覚的攻撃力も凄まじい。そんなコースを2周回…絶望もいや増すってもんです。
ひたすら無心に(ウソです。キツイ暑いキツイ暑いと嘆き続けていました)往路復路、そしてもういっかい往路復路。
野球グラウンドの脇からの残り1㎞、最後の給水ポイントで最後の力をもらって最後の登りを走り切って。
たかはらやまトライアスロン、今年も完走出来ました。



ランコース、観客からはコースの導入部(終わり部分でもあるのですが)
しか見えません。ふらふらになっている方に審判員の方が水を渡して
飲ませているのを見ました。見ている方もちょこちょこ水飲まないと
倒れそう。凍ったペットボトルを脇や首に当ててがんばりました。
汗だか水だかわからないけどずぶ濡れのダンナがにやにや笑って2周めに
入っていきました。楽しそうだけど、変な脳内物質とか出てそうです。
いやぁ暑かった!…いや、大会パンフレットが謳っているとおりに「熱かった」!!
アナウンスのお姉さんによるとゴール時点での気温は35.5度!!
どうかしてます。
なんかもうどこがどう疲れたのか解らないくらい全身がクタクタになったレースでした。
キツかったぁ!!!!
ともかくゴールしたらゴール後のオタノシミ。たかはらやまトライアスロンのメインイベントと断言しちゃって構わないと思われるカレーとプールが待っています。
しばらく休んでからカレー待ちの列に並びます。
…と。
アレはなんだ!?
あの人もあの人も持っているアレはなんだ!?!?
あの緑色のアレは…アレは…アレは!!!!
キュウリ!!!!
なんと全参加者の夢のアイテム、キュウリの一本漬けが今年は復活しているじゃありませんか!!!!
素晴らしい!!
6年ぶりに食べたゴール後のキュウリ♪筆舌に尽くしがたいとはこの事か。
極上の味がしました。ホントに、本っ当~にありがとうございます実行委員会の方々!!!!
また、カレーも従来どおりの「あっぷるカレー」に加えてより辛口の「やいた黒カレー」のどちらかが選べるグレードアップっぷり。
夫婦ものの強みで両方いただいて食べ比べました。
確かに黒カレーの方がより辛味が強くて大人向けですね。でもあっぷるカレーもリンゴ(矢板市の特産品だそうです)の甘さが味わえつつもしっかりとスパイスが効いていて決して甘ったるくはなく、私はどちらも美味しかったです。カレーライスは正義だ。
キュウリに興奮してカレーに感激して、写真も撮らないであっという間に平らげてしまいました。
(´;ω;`)
来年はちゃんと映像に残そう…。
お腹を満たしたら待望のプールドボン。ああああこれだよこれこれこれ。俺もうこのプールの中で暮らすと言いたくなる瞬間。
ホンの少し前までのとてつもない苦行がスッパーンと浄化されて癒されてしまう心地よさ。この瞬間までがセットでたかはらやまトライアスロンなのです。
最高!!
さっぱりしたら一縷の望みをもって閉会式の抽選会に臨みます。
するとなんと、リザルト速報によると私は昨年と全く同じ順位。という事で昨年同様にキリ番順位賞をいただくことが出来ました。狙ってもらえる賞でもありませんので完全に運ですね。ラッキー!!
アップルバウムクーヘン!!また君に会えるとは嬉しいよ。


観客は500円を払うとカレーを食べられます。
まさかきゅうりがセットとは思わず、きゅうり分の
お金を払おうとしたら「きゅうり2本ですね」と言われ
驚きました。でも、2本食べる人もいるかも。
汗かいて、きゅうりの塩気がイイんですよね。
でも、都会の35度と違って、日陰にいるとまだ耐えられた
気がします。イチゴ農家さんのキッチンカーで買ったかき氷
もおいしかったです。
今年も楽しかったたかはらやまトライアスロン。
昨年よりも参加者が増えたそうで何よりですが、個人的にはもっともっと人気が出てもいい大会なのにと思います。
大会の雰囲気も良いし実行委員会の運営も良い、そして地元の高校生の皆さんを含めたボランティアスタッフの方々の素晴らしさには毎回毎回感激させられます。
このご時世で大変でしょうに、大会前にゼッケン等を郵送してくれるのも嬉しい。やっぱり前もってこういう物が届くのと届かないのとでは、当日へ向けてのモチベーションの上がり方が全然違うのを感じます。
また、昨年大会でもコロナ前同様に「もうしばらくしてからの更なるお楽しみ」があったのですが、今年もやってくれるのかな?その折には続報を掲載します。
スイムの輪ゴムとゴール後のキュウリが復活して、完全に元の形を取り戻したたかはらやまトライアスロン。嬉しいなぁ。
ありがとうございました!!
来年も必ず参加します!!!!




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