まえばし赤城山ヒルクライム2022(ダンナver.後編)

レース中盤もいいところで脚が攣るという大ポカをしでかしたワタシ。
ですがここで経験が役に立ちました。

トライアスロンを始めてからこっち、脚攣りなんて正直言いまして慣れたものです。
さらに言うならトライアスロンのバイク中に攣ったこともありました。あの時の「今これを何とかやり過ごしてもその後で10㎞走るのか…」という、キレイなお花畑の向こうからご先祖様方が手招きしている幻覚が見えそうな絶望感に比べればバイクゴールでレースが終わるんだから楽なモノじゃん!!…と無理やり自分に言い聞かせます。

とにかく、スピードはもう捨てて足つきナシを意地でも厳守。
ハンドルとサドルで全体重を支えて、それでも自転車という乗り物なのでペダルを回さないと倒れてしまうためそろぉ~っと回します。ただしギアはそのままで←何故ならギアチェンジのときに脚に伝わる振動だけでも即足が終わりかねない状況だから(泣)。

脚にかかる力を最低限にしたまま、痙攣と痛みが「過ぎる」のを待ちます。
片方の脚だけでペダルを回して逆の脚の回復を待ち、ちょっとでももち直したら左右交代…を繰り返します。
しばらくして両方の脚がちょっと落ち着いてきましたら、立ち漕ぎなども加えてふくらはぎを伸ばすストレッチ。
やがて両脚に力を入れられるようになったら、ここでようやく一番「回しやすい」ギアにシフトチェンジ。一番軽いギアではなく回しやすいギアです。

ストレッチを交えながらくるくる回していると、そのうちなんとか脚を普通に動かせるくらいにはなってきました。ちょっとづつ様子を見ながらギアを軽くしてケイデンスを上げてみたり、逆に重くして力をかけてみたり…うん、大丈夫そうです。

ありがとう俺の脚!!良かったぁ〜!!!!

ヨメ
ヨメ

こういう話聞くとトライアスロンってやっぱり

過酷なんだなと思いますね。

っていうか、脚つったら普通に止まっていいんじゃないの?

 

サイコンを見ると、もうじき第3のポイント「姫百合駐車場」。ホンの一瞬ゆるい勾配になって給水所などもありホッとしそうになりますが、この先からつづら折りが始まるというさらなる恐怖地点。
つづら坂ならではの、今から行く道がくねくねと上へ上へと続いていくのが視線の先に見えるプレッシャーがこれでもかと襲ってきます。

ですがこの頃になると感覚がマヒと言いますか、もう坂がアタリマエに感じられてしまってきていまして「キツいのが普通、とにかく無心に脚を回すのみ」というなんだかトリップな状態になってます。
ゼヒ~、ゼヒ~…という自分の呼吸とサイコン及びトップチューブにダバダバと滴る汗だけをトモダチにクルクルクルクル。

こうなってくると前準備で得た情報をサイコンに入れておいたのが役に立ちました。
ひたすらの苦行の連続の中で、ゴールまでの距離の数値がわずかづつでも減っていくのが唯一の希望でして、やがてようやく待ち望んでいた第4ポイント「残り3㎞!!ちょっとだけど勾配も緩くなってくる」を過ぎました。
もうちょっと、もうちょっとで終わる…!!!!

このあたりだとただただ単調な「ひたすらずっときつかった」記憶しかないのでむしろ特筆する事も無く(笑)。

最後のストレートに入る前の、残り500mでの第5ポイント「この先ラストスパート!!」を過ぎたら、両脚の最後の力をかき集めていっちょまえにゴールスプリント。タイムを縮めるというよりは1秒でも早くこの苦行を終えたいという理由で振り絞って。
赤城山ヒルクライム、完走しました!!!!

ゴールゲートをくぐった途端に両脚が決定的に攣りました!!!!
立っていられなぁい。まぁもういいや、終わったし♪
アハハヽ(゚∀゚)ノ アハハ
う~ん、とっても痛ぁ~い♡
アハハハハハハハハハハハハハハハ(;∀;)ハハハハハハハハハハハ♡

 

ゴール後の休憩場所で脚をなだめているうちに、Fさんがゴール。
「お疲れっした~!!」とかやっていたら、実は息子さんはすでにゴールして休憩していました…いつの間に!?
息子さんの方が先にゴールはしたものの、スタートはFさんの方が後グループだったためにタイムはFさんの方が勝ちましたという、実に美しい親子フィニッシュ。いいなぁ。
Fさん、またどこかでご一緒しましょうね!!

Fさん親子のゴール後、しばらくするとIさんがゴール。
開口一番「スイマセン、最後に抜いちゃいました」との言葉に「はて?」と思っていましたら間もなくヨメがゴール。
なんでもゴール直前でIさんに捕まって抜かれたそうです。
Iさんの方が後グループでの出発とはいえ実力差を考えたらもっと早く追いつかれても不思議ではなかったのですが、それが解っていてもちょっと悔しそうなヨメ(笑)。
そりゃあゴール前200mで抜かれたら悔しかろうなぁ。
ヨメよ、この悔しさを糧にガチヒルクライマーになる覚悟を固めるのだ♪

やがてJJさんが登頂し、そこから間を置かずしてMさんもゴール。

皆さん、お疲れさまでした!!!

ゴール後のMさんの「コレは…楽しくない、ダメな坂だ!!」という至高の名言のとおり、赤城山はホントにキツい登りでした。
緩急も無く、ただただひたすらに登って登って登るしかないヒルクライム。
いやぁ…ツラい坂だった!!!!
楽しかった~♪

そこからは下山しまして、メイン会場に到着。各自の車で埼玉くんだりまで帰るので、その場で現地解散です。
お昼時だったのですが、我々夫婦は「ここからどこかの店に入るのもメンドイ」という理由からメイン会場の出店で昼食を摂りました。
撤収間近なので割引価格になってまして、参加者に配られる500円分のチケット×夫婦2枚で
すき焼き弁当
豚丼弁当
おにぎり×3
ペットボトルお茶×2
が購入できまして大満幅の大満足。
汗臭い体で渋滞に巻き込まれたりもしましたが、夕方には帰宅出来ました。

初めて参加したヒルクライムでしたが、終わってみればとにかく楽しかった!!これに尽きます。
坂登りの醍醐味はゴールでの達成感にあると思っているのですが、ヒルクライムレースというイベントですとその達成感を倍率ドン!さらに倍!!(古いwww)で感じることが出来ました。
また、今まで「自分の力だけでゴールを目指す。助けたり助けられたりはポリシーに反する」というトライアスロンレースしか知らなかった私には、時に参加者同士が「頑張りましょう!!」とか「ナイスファイト!!」とかエールをかけあうというのは、とても新鮮で心躍る体験でした。
もちろんどちらが良いとか悪いではなく、競技のポリシーの違いですね。どちらも楽しいから、どっちも正解です!!

坂を数多く抱える我が埼玉県でもヒルクライムレースはいくつも開催されています。
50歳を越えてこんな新しい楽しみの世界を知ってしまいました…これからどうなるんでしょう?

ワクワクが止まりません♡
(o´∀`o)

コメント

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