さていよいよ出発…と思ったら、Iさん発案で我々夫婦がどれくらい登れるのか解らないため最初の目的地を予定より軽めの坂に変更しよう、ということに。
ヨメが普段のJJさんとの会話で常々「ダンナはなんか坂・坂言って登りたがるんだけど私はイヤ。なんとかついていってるだけで坂は苦手だし嫌い。登りなんてイラナイ。無い方が良い」と坂苦手アピールに必死なのを聞いていて配慮してくれたんだと思います。
いきなり申し訳ない事態(汗)。「予定変更なんてしょっちゅうですから」と笑ってくれるのですがイヤもうほんとにスイマセン。
かくしてまずは雀川砂防ダムへ向かいます。
ウチの夫婦にとってこの雀川砂防ダムは、「ダム湖畔のてっぺんまで登ったら引き返して降りてきてこぶたのしっぽでパンを食べるトコロ」でしかなかったのですが、ここでようやく(ダンナの)念願の途中から山道へと登っていくコースを行くことになりました。

こんな道があったのか~!
ダムに行くだけじゃなかったんですね!
ダム公園で一度集まって登りスタート。各人が自分に合ったスピードで漕いでいきます。
Iさんが言うには「途中で何度か斜度がなだらかになったり、少しだけ下ったりもするので初心者に向いてる坂」との事。登ってみると、確かにそういうレイアウトの坂でした。
私は頑張って、先頭を行くIさんにペースを合わせて登ることができました。まずはひと安心。
ε=( ̄o ̄;)
ところで登頂するまでにちょこちょこ後ろを覗いてみますと、どういうわけかヨメが女性陣の先頭を切っているのが確認できまして、「途中で力尽きたりしないと良いけど…」と思いつつも私もそれどころではなかったのでそのまま先行していました。
するとなんと、そのヨメがそのまま女性陣先頭でフィニッシュ。Iさんも「奥さん登れますね!!」と驚いていました。

えっ、そんなはずは‥。
なぜか他の皆さんより前に進んでいます。
前を行くダンナ&Iさんの背中を見つつ、他の女性陣より
前なので、会話に入れず、ちょっと孤独でした‥。
その後全員が到着してヘバっている中、ヨメの「坂はダメ」発言からずっと嫁の心配をし続けてくれていた心優しきJJさんの、魂の底からの怨嗟の慟哭が新緑萌えるときがわの山中に響き渡ったのでした。
「(ヨメの)嘘つきいいい~~~っっっっ!!!!!!!」
いやぁ、実は私、ヨメは自分が思ってるよりは登れるんじゃないかとは思っていたんですよ。
「毎回ダンナについていってるだけ」とは言いますが、逆に言えば毎回ついて来ることが出来ているというワケですんで。
私がツーリングのコースにコソッと組み込んでいる坂なんかでも、最近は脚もつかないし場合によっては私が「あれ!?もう来た!?!?」と思うくらいのスピードで登ってきたりしますし。
…とはいえさすがにここまでとは思ってはいませんでしたが(笑)。
あ、断っておきますが前回も書いたとおり、我々以外は全員前週の登りの疲れを引きずってのクライムです。あくまでもハンデありきの結果ですので。
ですがヨメ、壊滅的に下りがダメです。
本来は登りで苦労した分のご褒美とばかりに一気にハイスピードで坂を下るのがヒルクライムの醍醐味なのですが、スピードを出すのが怖いヨメはひたすらスローにダウンヒル。
もちろん安全第一という意味ではそれで良いのですが、ブレーキ引き続けすぎて手が疲れ果てるというヨメはもうちょっとなんとかした方が良いんじゃないかな……。

下りの皆さんの背中が一気に小さくなっていくのを
「わあ~すごい‥」と見送るワタシ。
なぜこんなに違うのかというくらい下りで差が出ます。
ちょっと見てみたら、下りのスピード26キロくらいで
ブレーキかけていました。そして、下ハンドルにするタイミングが
わからず、上ハンドルでブレーキをかけ続けると手が痛い。
マズイ。手が、手が‥。ブレーキきかなくなっちゃう~。こわいよ~!
しばらくその場で、各自補給などして回復します。
JJさんの傷心もエナジーバーによって超回復しまして、列を組んで次の坂へと向かいます。
サイコンの記録によると、西平小川線から下古寺のあたりで西に折れて館川ダムの脇を経て西平の交差点へと続く峠道。
第二の登りでも、順位はそのままなカンジでした。私はなんとかIさんと同着、ヨメはまた女性陣一位。
それにしても、やっぱり登りは楽しいです。
きつくてたまらない一方で、登頂した瞬間に達成感を味わえるダイレクト感がなんとも病みつきに。
登り切ったその瞬間、瞬く間にきつさを忘れさせてくれます。
登頂場所で休憩&補給。再び「ヨメやっぱり嘘つき」な会話が出た後で、ここからは椚平を登るコースへと進みます。
そう、この日のお昼はかつて我々夫婦も登った椚平のひもかわうどんなのです♪
実はこの日のライド、冒頭で書きました様に我々夫婦というイレギュラーでバッサリと予定を変更してもらっているのですが、「お昼は椚平でひもかわうどん!!」というのはゆるぎない事実として確定していたのです。
かつて我々夫婦が挑んだ「埼玉のラルプ・デュエズ」のてっぺんにある、「くぬぎむら体験交流館」で食べられるうどん。
その味はもう紛うことなく絶品の中の絶品なのですが、そこへの道が激坂もいいトコ。
昼食がココなことに対してJJさんは「椚平?まぁ普通の坂だよね」と言っていたのに我々夫婦はビビりまくっていたのですが、この日のルートでは我々が降りた側から登って降りた側から降りていまして、つまりはラルプ・デュエズを回避するルート。「ああ、こっちだったのね」と、ちょっとばかりホッとしました。
ツーリング当初こそIさんについていけられてた私や女性陣で先行できていたヨメですが、「坂を何回もおかわり」な経験がない我々はこの時すでに脚がイッパイイッパイ。
結局登頂までに、私は完全にIさんに遅れちゃいまして「なんとか背中を見失わないくらいの後方に食いつく」程度、ヨメはやっぱりと言いますか、登りがスゴいというRさんと頑張って辛うじて同着程度。
所詮クライマーの方々に対して我々はこのレベルなことを実感させられました。
しかもIさんはこれまでの全部、登頂したら最後尾の人を迎えに行って一緒に登ってくるといういわゆる「マスタング法」の繰り返し。もちろんこの椚平でもお迎えに行って同伴登頂してきていました。
いやもう敵いませんわ。ヒルクライマーすげぇ。


「椚平、そんなに大変じゃないから」とJJさんが
言った時、私は「だってあんなに辛かったのに!」と
この人々との大きな差があると思ったのです。
登りはともかく、下りは確かに大きな差がありました‥。
ダンナとだけ走っていると甘やかされちゃうんですね‥。
かくして待ちに待っていた、くぬぎむら体験交流館でのうどんタイム!!
相変わらずの味で疲れを癒した後は記念写真をパチリ。
今回ほとんど写真を残せなかったので、貴重な一枚(二枚?)となりました。


さてその後、怪しくなりつつある天気に「とりあえず降りて、そこからどうするか決めよう」となりまして。
ダウンヒルで遅れるヨメを待ちつつ椚平を下った途端に…降りかかる雨粒!!
やべぇ!降ってきました!!予報より早いよ!!
この途端にエマージェンシーモードに入る御一行(笑)。
そのうち弱まるんじゃね?という希望的予想をあざ笑うかのようにどんどん強くなる雨足。
「全速で帰路へ!!」となりまして、IさんとMさんがガチのスピードで一般道を引きます。うわわ、この二人やっぱ速ぇ!!

雨から逃げるように走る集団の中で、
私は必死でした。
ぎゃ~っ、速いよ~!
こわいよ~!
一番後ろだったら、諦めて見送っていたところですが、
なぜかRさん、JJさんの前にいたので、お二人の邪魔を
してはいかんとがんばりました。
途中でRさんが「私途中から勝手に帰るから、みんなはそのまま帰っちゃって~♪」と朝の集合場所のふれあいの里へとコースアウトして慌ただしくもこの日はお別れ。
ああう、Rさん、ロクにお礼も言えませんでしたがありがとうございました!!
やがて何の皮肉か市街地に戻った途端に雨が止んでくれやがりまして、ほおぅ、息を抜いたところで早朝に休憩した高坂駅(の近くのまた別のコンビニ)に着いたので、完全脱力のコンビニ休憩。
ヨメが停車につまづいて転びそうに…なるものかと私を身代わりにして体勢を立て直そうとするのを見てJJさんが大笑いしたりと、この休憩がなんだか今日のシメなカンジでした。
途中離脱するつもりだったIさんが「なんか天気ももうちょっと大丈夫そうなんで、行けるとこまで一緒に帰りましょう」と徹底したジェントルマンっぷりを発揮します。ヤダもういいオトコ💕
そこからまたしばらく走ってIさん離脱、さらにもうしばらく走ってMさん離脱。
我が家の直近まで来たところでJJさんとお別れして帰宅しました。

帰りのサイクリングロードでMさんが
「いつもダンナに引いてもらってるの?」と私に聞きました。
多分、引いてもらうほど接近していないので、もったいないことを
しているのだろうと思います。MさんとJJさんがダンナの後ろについて
走っている後ろ姿を見つつ、「あれが引いてもらうってヤツか~」
とみていました。そして、時々遅れる私。
もう結構へろへろしていました。
帰宅してから、今にも降り出しそうな空の下で二人して急いでロードバイクの洗浄です。途中で降られてしまったりしたせいで、そりゃもう盛大に汚れまくってます。このままでは屋内にあがらせる事も出来ないレベルですんで、コレをやらないとどうしようもない。
一刻も早く休みたいところですが、今日のみんなも同じ思いをしてるに違いない!!となんとかキュッキュキュッキュと磨きます。
途中でわずかにポツポツきたりして焦りましたが、ギリギリで本降りになる前にバイクもピカピカにできました。
バイクを屋内に入れてニンゲンどもも入浴して着替えて、楽しかったグループライドの1日が終わりました。
体力的にも天候的にも大変だったグループライド参加でしたが、すっげぇ楽しかった!!
集団でのライド、楽しいですねぇ。
後日にJJさん曰く、「どういう場合でもグループライドが楽しいって事でもないと思うけど、あのメンバーは完全に気心が知れてるからね。とにかく楽しさしかない」そうで。納得です。
ありがたいことに「またおいでよ」と言ってもらえてますので、遠くないうちにまた混ぜてもらえたらと思っています。
ヨメも「毎回あのレベルの登りライドは(ヨメには)きついけど、楽しかったからまた行きたい!!」と登りに目覚めてくれそうなステキ発言をかましてくれましたので。
ロードバイクの楽しさって、まだまだ無限に広がっていそうです。

己の未熟さを知りました。
ガンバリマス



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