RNC7・シェイクダウン

シェイクダウンとは「慣らし運転」のこと。
もともとは「お試し・慣らし」という意味だそうですが、やがてモータースポーツの世界で競技用マシンの試運転の意味で使われる様になり、そしてロードバイクでの初乗りの時にも使われて今に至るみたいです。
まぁ自転車乗りたちの「初乗りをカッコいい言葉で言いたいよね!!」というアレが定着した言葉なんでしょう。もちろん大賛成です。

そんなワケで完成したRNC7のシェイクダウンです。

ショップでのフィッティングを経て納品していただいたのが土曜日の午後でして。その日ははやるココロを抑えて装備品の取り付けやサイコンへのセンサー登録・表示設定などに費やしまして、翌日曜日に決行です。
1月末日という事で、この時期ならではの白鳥飛来地と蝋梅を見に行くことにします。

とにかく道中ひたすらニヤニヤしっ放しのオッサンです。通報されても無理が無いと思われます。
走行中にふと下を見て、細いフォークやトップチューブが目に入ればニヤニヤ。
道路に面したショーウィンドウに自分が写ったりしたらもう本気でウットリ…ああ、俺、今ブリヂストンのネオコットに乗ってるんだ…。
いちいち書きませんが、この日のライドの私は1日中そんなヤツでした。そのつもりでお読みください。

さて以前にも書きましたが、埼玉県の川島町には毎年冬になると遥かシベリアからコハクチョウが飛来して来ます。
冬の訪れとともに少しづつ来日して、だいたい2月の下旬ごろにピークを迎える様です。
1月最終日のこの日も、既になかなかの数のお客人様方がお見えになっていました。

お昼は川島町のご当地グルメ「呉汁うどん」をいただきに増田屋さんというお店へ。
この呉汁うどん、川島町にあるいくつものお店でそれぞれの特徴を出した品が作られていまして、今回はそれまでに味わったことが無かった増田屋さんでいただいてみました。

多くの具材と、もちろん茹で大豆を砕いた「呉」を使った熱いうどんは当然の様に美味。
以前食した「泉の里」さんや「庄司」さんにも負けず劣らずの昼食でありました。

その後は東松山市の「東松山ぼたん園」へ。
蝋梅の見どころを検索して見つけた公園でして、ついでにホンの1週間前まで「ぼたん祭り」が行われていたそうなので「ぼたんのピークは過ぎてるかもだけどまだ咲き残っている花もあるだろうし、蝋梅とぼたんを一緒に見られるに違いない」との目論見で選んだ目的地でした。

………が。
到着して驚いたのは、思っていたよりもかなり小さいコンパクトな公園でして。
そしてぼたんは咲き残りの花どころか、数種類が植えられていたらしいすべての株が根こそぎ刈り取られてしまっていて、完全にはげ山ならぬはげ公園。ぼたんって咲き終わったら刈られちゃうんですかね?
どうやらできてまだ新しい公園の様で、主目的である蝋梅もまだ人間の背丈ほども無い若い木が数本という…。

とはいえ小粒ながら蝋梅はきれいに咲いていましたし、遊具も立派でなかなかに見事な公園ではありました。
今後の蝋梅の成長に期待しつつ、今度はぼたん祭りの開催期間中に来てみたいものです。

ヨメ
ヨメ

刈られた株がぼたんとは思わず、

きっとこの先にぼたんがあるに違いないと思い

公園の端まで歩いてしまいました。

咲いていたら、いろんなぼたんが見られそうなので、

咲いている時にまた行きたいな。

かなりの強風で歯ごたえのあるRNC7の初乗りとなってしまいましたが、とても楽しいツーリングでした。

ヨメ
ヨメ

行きは向かい風で全く進まなかったのですが、帰りは追い風になりました。

あれっ、風止んだ?と思うと漕いでないのにガンガンスピードがあがるという

不思議体験をしました。風の力ってすごいですね!


カーボンフレームのCEEPO STINGERがペダルひと漕ぎで「スコーーーン!!」と進むのに対して、クロモリのRNC7は「ス~~~ッ…」というカンジでした(我ながらバカっぽい表現ですが)。
例えるなら、走ることに特化して作られたランニングシューズを履いたみたいなカーボンフレームに対して、足袋を履いて地面の感触を直に感じながら走る様なクロモリフレームとでも言えるかな。
もちろんどちらが優劣などではなく、それぞれの特徴の楽しさがよく解る自転車でした。

加えて言うなら、約1年ぶりのSTIレバーの手動シフトチェンジ…あ~俺やっぱコレ好きだわ~…としみじみ思いました。
電動シフトの恩恵はそりゃもう確かに物凄いモノでして、トライアスロンのレース車としてSTINGERを電動化したのは大正解だったと思うのですが、一方でファンライドでは私はやはりいちいち指先でガチャガチャやる手動シフトが楽しいです。

フレームもシフトも、まるで性格の異なった仕上がりになった大満足のロードバイク2台。
これから長く、愛機として付き合っていきたいと思います。

追記  

文中に出た埼玉県川島町の「手打ちうどん 庄司」の御店主さんが1月に亡くなったそうです。
麦の風味がぷんと香る大変美味しい武蔵野うどんを食べさせていただけるお店で、すったてうどんに呉汁うどん、炙り鴨汁うどんや肉汁うどん等々、我々夫婦も大好きでした。
とても残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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