幼少の頃「カッコイイ自転車」に憧れていた経験を持つオトコノコは少なくないのではないでしょうか。
私が子供の頃はドロップハンドルのロードレーサー(今で言うロードバイク)などは街中でもほぼ見かけることなどなく、稀に見かける前傾姿勢+細いフレームの自転車は、言ってみれば当時流行していた「スーパーカー」と同種の、どこか別世界の夢の乗り物というイメージが強かったように思います。
スマートな三角形で構成されたフレームや細くて大きなタイヤ、なんだか特別な形のハンドルのどれもがカッコよかったのですが、特に私にとって強烈に魅力的に映ったのはまるで針の様にピンと細く伸びたフォークでした(もちろん当時はフォークなんて呼び名も知りませんでしたが)。
とは言えそんな自転車はやっぱり自分が乗るものとは思えず、身近で現実的な自転車としての私の憧れは実は「ブリヂストンの自転車」でした。
ミヤタ、丸石など昔から優良な国産自転車メーカーは数多くありますが、言ってみれば私にとってブリヂストンは憧れのブランドだったんですね。
ですが、今でもそうですがブリヂストンの自転車というのはモノが確かである分イイお値段がします。
現在ほど格安海外製自転車が氾濫してはいなかったとは言え、当時からブリヂストンよりも安価なシティサイクルはいくらでも売っていました。
我が家は「自転車?乗れれば良いでしょ?」という家でしたので、子供にどちらを買ってくれるかは言わずもがなです。
やがて私も成長し、それにつれてインドアな趣味にどんどん傾いていってしまいまして。いつしか「そんな大金払ってまで自転車ってのもなぁ…」と考える様になっていました。
今じゃあ赤面モノもいいトコですが。
齢40を越えて、何をトチ狂ったのかやたら体を動かし初めまして。
ついにロードバイクなどを購入する次第になった頃、30年以上前のあの思いが俄然ムクムクと復活してきました。
実はトライアスロンバイクを購入する際、第一候補のCEEPOの次点としてトライアスリートに人気が高いSPECIALIZED、cervélo、TIMEなどのメーカーでもなくブリヂストンのANCHORを検討していたのですが、その理由がこれです。
もう本当に悩んで悩んで悩みまくりまして、結果としてANCHORではなくCEEPOを選んだのでした。
そのCEEPOがまた私にジャストフィットといいますか、もしかしたらCEEPOに出会っていなかったらトライアスロンは続けられていなかったかもしれないとさえ本気で思うくらいですので、その選択は間違ってはいなかったと思います。
その後休日のツーリングでもトライアスロンでもCEEPOを乗り回していますと、やがて妻もロードバイクを購入。これはホントに偶然なのですが、妻が「出会った」バイクがANCHORでした。

自分が乗らないまでも我が家にANCHORが来たことを喜びつつも自転車を楽しんでおりましたが、やがて妻がこんなことを言い出しました。
「もっと重い自転車に乗れや」
(# ゚Д゚)」
(続きます)



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