2019 第12回川崎港トライアスロンin東扇島

かなり日が経ってしまいましたが、10月6日、今年のトライアスロンのトリとなる大会に参加してきました。
今年5発目の大会は一昨年も参加した、神奈川県で行われる「川崎港トライアスロンin東扇島」です。
先に言ってしまいますと、私にとっても初めての波乱に満ちた大会となりました。

今年それまでに参加した4つの大会のうち、天気予報のうちから好天だったのは前回の木更津だけ。
他の大会は「雨」もしくは「ときどき雨」の予報ばかりだったのですが、直前になって良い予報に変わったり会場に着くころには雨がやんだりというパターンが続いていました。
なので能天気に「俺のトライアスロンは天気に恵まれてる!!」などと思っていましたので、今回の川崎港大会の日の天気予報も例によって悪かったのですが「でもまぁ当日はなんとか保つんじゃないかな」と考えていました。

朝自宅を出発する時は前日からの雨がわずかに小雨で残る程度。
会場に着くころには時たま思い出したようにパラッと降ってくるものの、ほとんど止んでいました。
一方で結構な強風となかなか上がらない気温の方が心配な状況で開会式を迎えます。

この川崎港トライアスロンは小学生や中学生・高校生それぞれのクラスのカテゴリーがある大会でした。
大会によっては先にとりあえずオリンピックディスタンスをスタートさせてしまってからそれらのショートなカテゴリーをスタートさせるという大会もあるのですが、この大会はショートがすべて終わってからボリュームカテゴリーであるオリンピックディスタンスのスタートとなります。
つまり川崎港大会は他の大会に比べてかなりスタートが遅い大会でして、コレが後になって波乱を招くことになるのでした。

時折わずかな霧雨を感じつつも、相変わらずの強風の中でなんとかオリンピックディスタンス以外のレースは終了。
コールがかかって試泳もして、私が属する第2ウェーブは11:10にいよいよスタートです。

強風ためと思われますが海は荒れていまして、他選手とのもみ合い圧し合いに加えて波にももみくちゃにされました。
この東扇島のスイムコースは500m×3周回なのですが、周回ごとに一度砂浜にあがって数メートルを折り返さねばならず、わずか数メートルのコレが地味にキツい…1.5㎞を一気に泳ぐ方がはるかに楽です。

一方で心なしか前回出場した時よりも水の透明度が高かった気がしたのは、もしかして風と波の恩恵だったりするのかな?
スイムが運動公園のプールだったたかはらやまは別モノとしまして、今年のオープンウォータースイムの中では最もきれいな水を泳ぎ切ってトランジションエリアへ。
次のバイクへと向かいます。

バイクコースは5㎞×8周回という、私が経験している中では最も周回数の多いコースです。
ここまで周回が多いと、冗談でも何でもなくサイクルコンピュータを装着しておかないと自分が今何周したのか解らなくなってしまいます。

またこの東扇島という場所がそもそも埋め立て地を区画整理して倉庫街を作ったという成り立ちのために、そこに敷かれた道路は完全フラットな上にほとんど直線と直角のみで出来ていまして、一部路面が荒れている部分があるものの結構なハイスピードコースとなっています。
コレはコレでこの大会独特のカラーなので「さぁ楽しもう♪」とスタートしてしばらくすると、2周回目半ばあたりでポツ…ポツ…と水滴が。
「あらら、また降ってきたか…まぁ今朝からずっとこんなだし、またすぐ止むだろ」と思って気にせずにペダルを回していたのですが。

それがなんと瞬く間に本降りに!!
彡彡彡(TдT)彡彡彡

普段のツーリングでさえ降水確率が高いと「止めよっか」となる事が多い私。
出先でにわか雨に降られたりした事ぐらいはありますし、普段がクロスバイクでの自転車通勤なので本降りの中でカッパを着ての自転車乗りは別段なんともありませんが、ロードバイクで、しかもレーススピードでの雨天走行は未経験。
しかも強風は相変わらずという盛り盛りっぷりです。

とりあえずコワい。もう本当に怖い。

先述したように直線と直角で構成されたこのコース。
鋭角なカーブが無いのこそ救いですが、逆に緩いカーブも無い。90度っておっかないです。
それなのにレースの妙なハイテンションでやっぱり直線部分ではガンガンにトバしちゃってさらに怖い。

最近ロードバイク界を席巻しているディスクブレーキ、その売り文句のひとつは「雨天時などの圧倒的な制動力」というものですが、私はこれまでキャリパーブレーキの効きに特に不安を持ったことなどありませんでしたので、イマイチその有用性が解りませんでした。
ええもう、解りましたとも!!
雨天のハイスピードでのキャリパーブレーキの「わわわわわ効かねぇぇぇぇ!!!!!!」という恐怖たるやもう…もう…!!

当然の様に落車事故が起こります。転んだ瞬間こそ見ませんでしたが、落車したてでフラフラしてて立ち上がろうとして立ち上がれないでいる方の脇を通過したときは心底おっかなかった。
後から聞いた話では、妻を含むギャラリーがいたトランジションエリア入口付近にて「盛大に転倒して吹っ飛んで、背中から地面に叩きつけられたのを見た」そうです。

ヨメ
ヨメ

雨が降ったらさそうと傘を持っていたのに、「大丈夫だろう」と車内に置いてきてしまっていました。だんだん降りが激しくなり、たまらず傘を取りに車に戻りました。トホホ‥。ずぶ濡れになりました。そして、傘をさしてしばらくすると雨が止む‥。傘、邪魔になる‥。

幸いというべきなのか判断できませんが、私がバイクを終える8周回目の頃にようやく雨が治まってきました。
トランジションに帰ってきたときにはもうほとんど上がっていまして、バイク中にすっかりずぶぬれになってしまっていたランニングシューズに履き替えて、今年のトライアスロンの大トリであるランのスタートです。

決して広くはない敷地を工夫してコースを設定しているこの大会のランパートは2.5㎞を4周。
それだけなら他でもあるコース設定ですが、東公園という公園の中をかなりグネグネとあっちこっち走り回って頑張って距離を稼いで伸ばしての2.5㎞という、バイクコースとは打って変わってカーブやコーナーだらけのランコースです。
加えて舗装路(公園内の遊歩道)だけではなくウッドデッキのような木の板の道や芝生エリアまでもがコースになっていて、地面の感触や滑りやすさが様々。おまけに(坂と言えるほどではありませんが)結構起伏もあったりして、なんともバラエティーに富んでいるユニークなランコースです。

7月に参加した霞ヶ浦トライアスロンフェスタの様な「周回ナシ・10㎞一本道」のコースはそりゃもう爽快で気持ちが良いですが、一方で今回の様な多周回のコースは私の様な貧脚ランナーでさえレースを組み立てやすいというメリットがあると思います。
1周目を走ってコースを把握したら「コースの前半がフラットで後半に起伏があるこれをもうあと3周…3周目後半で脚が大丈夫そうだったら段々スパートを上げてそのまま4周目のフラットに行って…」などと知った風なことを考えながら走ります。

バイクパートがやたら怖かったせいか、疲れはしていてもランパートはどこかリラックスして走れたような気がします。
やっぱり強風だけはとうとう吹き止みませんでしたが、無事に完走してフィニッシュ。
私の2019年のトライアスロンの幕引きとなりました。

ヨメ
ヨメ

レースが終わってすぐにダンナがニヤニヤしながら来ました。

「沿道に面白いものがいたんだよ」

何かと聞いたら、ランのコース脇に乳母車に乗った豚がいたそうです。最初はぬいぐるみが何かかと思ったら動いたので、本物だとわかったとのこと。ゴール地点からさほど遠くないというので、見に行きました。

ペットの豚を連れた方がいました!本物の豚、初めて触った~!

ダンナ
ダンナ

彼(オスだそうです)がいたのはほとんど周回終わりの、ゴール間際地点。
直進するとフィニッシュゲートに行くというストレートコースの部分の真ん中へんだったのですが
1周目…「乳母車に…え!?豚!?!?ぬいぐるみ!?!?」
2週目…「さっきと姿勢が違う。本物!?…あ、動いた!!!」
んでそんな所に乳母車に豚!!というのが妙にツボってしまい、3周目からは苦しい息の中で吹き出しそうになるのを堪えながらも頑張って走り続けなきゃいけないという、まるで大みそか恒例の某特番の様な思いを味わって走りました。

この川崎港トライアスロンは私が参加する大会の中では一番会場へのアクセスが早い大会でして、スタート時間が遅かったためにフィニッシュは12時半過ぎ、それから会場で食事をしてトランジションエリアが解放されたらバイクを回収して会場をあとにしたのは14時半過ぎ…というトライアスロンの大会としては遅めの帰路スタートだったのですが、それでも16時過ぎには帰宅できていました。

この日は帰宅してからバイクをショップに預けて装備交換&メンテナンス、というのを予約してありまして。
ですがその自転車がとても預けられる状態ではないほど汚れまみれになってしまっていましたので急いでピカピカに洗浄、加えてワックスまでかけてから再び車載してショップへと持ち込みまして、それから帰宅してようやくシャワー。やれやれ。
雨に翻弄された1日が終わりました。

いつかはその日が来るだろうと思っていた「雨のトライアスロン」。ついにと言うべきかようやくと言うべきかの初体験でした。
スイムはもとより、ランもまぁ雨が降ってても靴擦れやスリップに気を付けてさえいればそれほど構える必要はないだろう、怖いのはバイクだよなぁ…とは思っていましたが、なんの因果かよりにもよってバイクのみ雨に降られるという雨レースデビューとなりました。
とは言えそれに備えてわざわざ雨の日に屋外でバイクのトレーニングってのもなぁ…第一危険ですしね。
もしかしてやっぱりガチなトライアスリートの方々はそんな状況下を想定しての練習を実践していたりするのでしょうか?

次のトライアスロンはまた来年。鬼に笑われそうですが、今から楽しみです。
なんでも8月最終週の開催がお約束だった木更津トライアスロン、なんと来年は6月に開催予定だとか。
考えるまでもなく東京オリンピックの影響でしょうが、それがまた私のトライアスロン初参加の大会であり来年も当然参加するつもりでいた東京都トライアスロン渡良瀬大会と丸カブりの6/14(日)に開催予定だそうで、どちらを選ぼうかかなり真剣に悩んでいます。
う~む…半年かけてじっくり選びます。(;´Д`)
それまでは10㎞マラソンやハーフマラソンで少しでもこの貧脚を鍛えていくつもりです。

ああ、楽しい5ヶ月だった!!!!

コメント

  1. […] とまぁそういった理由で、ついに我がSTINGERをブルホーン電動化する事に踏み切りました。前回書きました「川崎港トライアスロン終了後のパーツ換装」ってのがソレです。今年のシーズン中にとも思ったのですが、何と言ってもハンドル・操作まわりの入れ替えですのでさすがに換装してそれなりに慣れてからじゃないと、いきなり試合で使うのは無謀かなと思いましたので川崎港が終わってからにしました。 […]