更新をサボりまくってすでにお盆です(´;ω;`)。
その間に二回のトライアスロンに参加したのですが、まずはそのうちの一つ目の大会から。
琵琶湖に次ぐ、国内第二位の面積を誇る茨城県の「霞ヶ浦」という湖があります。
港もあり、周囲には観光施設もあり、遊覧船やヨットなどのレジャーも楽しめる大きな湖です。
この霞ヶ浦、景観が美しい一方で水質が非常によろしくないという残念な評価をされています。
と言いますのもこの湖はどうにも水が汚れやすいという地理的条件を持ってしまっているそうで、ザックリ言いますと湖に水が流れ入ってくる川の水量に対して湖から水が流れ出ていく川の水量が少なく、それに加えて湖底の形状などの様々な要因が重なってしまっているせいで水の循環が悪く、水が澱みやすいそうです。
ですがそれに対して茨城県や土浦市といった行政側、また周囲の自治体の方々が長年にわたってそれはもう熱心に水質浄化に取り組んでいまして、様々なキャンペーンやイベントで啓蒙活動を展開したり、霞ヶ浦に関する生活排水や工場排水などの水質に関する規制の基準は全国でも特に厳しいレベルで制定されているとか。
そしてその成果は着実に実を結びつつあるらしく、ついには「まぁ何とか泳げると言えないこともない」程度の水質にはなった様です。
さすがにまだ一般人が気ままにレジャーとして遊泳を楽しむというレベルではないものの、「おキレイでない水で泳ぐのは慣れている」「きつい・苦しいって…燃えるよネ♪」というアレな性癖が集まるトライアスロンって競技に出るような連中ならみんな喜んでハァハァ言って泳ぐんじゃね?といった見解がなされた結果(注:勝手な推測です)、昨年の9月に霞ヶ浦にてトライアスロンが開催されました。
ですが昨年は私がこの大会の事を知った時期が遅く、すでに別件の用事が入っていて参加できずじまいでした。
非常に残念な思いをしつつも「次回こそは…」と狙って待ち続けること一年弱、昨年よりも二か月ほど早い7月6日に開催されました「第2回 霞ヶ浦トライアスロンフェスタ」に、満を持して参加してまいりました。
今年の関東の梅雨はひたすらに雨・雨・雨。
特に6月の下旬以降は記録的な悪天候続きでして、青空も太陽もトンとご無沙汰、週間天気予報を見ても青(雨)と灰色(曇り)のマークばかりで暖色であるオレンジ(晴れ)がどこにもないという雨梅雨です。当日の天気予報も芳しくなく、一時は「1日中雨・降水確率80%」という絶望的な数字にもなりました。
どうせ泳ぐので自身の体が濡れるのは一向に構わないのですが、路面が濡れてるとバイクパートでの落車や事故の危険が飛躍的に上がってしまいますのでコレが怖い。祈りつつ毎日毎日天気予報とにらめっこの日々…。
そうすると祈りが通じたか前日には「朝方には雨は止んで日中は曇り」という予報に好転してくれまして、まだ小雨の降る朝の5時半に家を出て、高速道路にて現地に行きました。
実はこの霞ヶ浦には以前「つくばリンリンロード」というサイクリングロードを楽しむために来た事がありまして、今回の会場周辺は初めてではありませんでした。
この、すでに廃線になってしまったかつての鉄道の路線をまるっと舗装して長大なサイクリングロードにしてしまった…という、発案者を表彰して差し上げたいほどに素晴らしすぎる発想の「つくばリンリンロード」の事を話すとそれだけで長くなってしまいますので割愛しますが(近々過去ブログから転載します)、とにかく会場から1㎞ほど離れた場所の臨時駐車場も「ああ、ここね。覚えてる覚えてる」というプチ懐かしい場所。ありがたいことに、本当にちょうど現地に着いた午前7時ごろに小雨も止んでくれました。
車から自転車を降ろして組み立てて、ウェアやシューズ、ヘルメット等を持って会場に行って受付を済ませます。
トランジションエリアに自分の装備をセッティングして着替えを済ませて、あとはスタート待ちです。

スタートが近づくと「参加選手の皆さんはウォーミングアップをしてください」というアナウンスが流れまして、てっきり「各自で準備運動などを済ませましょう」という意味かと思っていたらそれが通常他の大会でいう所のスイムチェック(試永)の事だと解って、慌ててウェットスーツを着て急いで試永を済ませました。
大会スタッフの方、こういう単語はみんなが知って(使って)いる共通のものを使ってくれた方が解りやすいと思います…危なかった~。
そして雨は降らないでいてくれているもののなんだか風が強くなってきた9:30、スタートが鳴ります。
今回私は第2ウェーブ。3分経過して9:33からのスタートです。

スイムコースはスタート地点から沖にある2つのブイを外周りして帰ってくる、三角形をした500mを3周回というコースです。
前回の渡良瀬ではどうにもスイムからして不調でした。どうも私は泳ぎ始めの3分ほど、距離にして200mくらいでしょうか、そのくらいまでにいいペースを掴めるとそのままスイスイと調子良く泳げ、逆に周囲にのまれたり気負い過ぎたりしてそこまでにペースに乗れないとなかなか持ち直すことが出来ないみたいでして。
トライアスロンのスイムスタートはよく「バトル」と言われます。もうもみくちゃ、満員電車の騎馬戦状態です。そこから一刻も早く抜け出そうとし過ぎたり、集団から少しでも離れようともがいてしまった結果、ついつい乱れたペースになったりオーバーペースになったりしてしまっていたみたいです。
なので今回は努めて冷静にマイペースを心がけてスタートを切りました。密集の中では無理して前に出ず、前方に集団がいたら回り道になっても迂回して。
急がずに一定のペースで、常にフォームを乱さない様に気を付けながら泳いでいるといつの間にか1周回目の後半に入っていまして、どうやら今回はペースを掴むことに成功したみたいです。
そのまま泳ぎ続け、2周目を終えるころには「この感じだと今のペースで1個目のブイまで行って、2個目のブイまでにペースを上げてそこからのラストの直線ではもうちょっとスパートかけられそうだ」などと小賢しい事まで考えちゃえるほどでした。
別に渡良瀬のときと比べて力を出してないワケでも疲れてないワケでもなかったのですが、うって変わってのこの冷静さ。
つくづくこういう競技っていうのはメンタルによるところが大きいんだなぁと思います。
スイムを終えてトランジションへ。
ウェットスーツを脱いでペットボトルの水で足を洗って靴下を履きます(私は靴下着用・グローブ不要派)。バイクシューズを履いてゼッケンベルトを巻いて、一度使ったらもうこれ以外は考えられないOGK KABUTOの大傑作ヘルメットAERO-R1を被って乗車ポイントまでバイクを引きつつ駆け足。
バイクパートが始まりました。
バイクコースは一般道を閉鎖しての1周800mのコースを5周回。
前回の渡良瀬の様にサイクリングコースなどを使ったバイクコースは走りやすくて爽快なのですが、私はこういう一般道を使ってのコースの方が面白く感じて好きです。一般道で気兼ねなく自転車を走らせたり、時速40kmや50kmでガンガンスピードを出したりというのはなかなかに楽しくてワクワクします。
心配していた路面もこの時間にはほとんど乾いていました。茨城県は蓮根が名産だそうでコース脇には広い蓮根畑が広がっていたのですが、咲き始めの時期らしくポコポコといくつか白い花も見ることが出来まして、なんとも気持ちのいいバイクパートです。

スイム時よりさらに強くなってきた風に足を削られつつも、周回を終えてトランジションエリアに帰還します。渡良瀬よりも若干タイムはかかっていますが、コーナーやクランクがあってスピードに乗りにくい今回のコースを考えると特に遅いわけでもないかな、といった感じでした。
曇り空のためかこの時期にしてはそれほど高温でもなかったのですが、いつもどおり喉が渇いてなくても5㎞ごとの水分補給を忘れずに漕ぎ続けまして5周回を終えてトランジションエリアへと帰還。
バイクをラックに戻してヘルメットを脱いで靴を履き替え、サングラスをつけてゼッケンベルトをぐるっと回してナンバーを正面側に向けましたら、最後のランパートです。
ところでいきなりですが今回の霞ヶ浦トライアスロンフェスタ、私にとってはトライアスロンにて初体験の事がひとつありまして。
私が今まで経験したトライアスロンでは、スイムでもバイクでもランでも周回コースを何周か回るというコースしかありませんでした。
私が関東圏内でのトライアスロンにしか参加してない以上、そうそうバイク40㎞やラン10㎞を1周でこなせるほどのコースを確保できないのは仕方のないことなのですが、それでもいつかは繰り返しじゃないコースを走ってみたいと思っていました。
そして今回の大会のランコースは待ちに待った、なんとも美しい「10㎞を1周」なのです。
コースが楽しそうだと思うとテンションも上がります。前方の景色の中に小さく見える先行選手の姿に「お~、あそこで曲がってあっちに行くのか」とワクワクしつつ会場本部の土浦新港から海に沿っての遊歩道を走って、5㎞先の折り返し点まで行って引き返し。あとは戻るだけです。
周回コースにつきものの「あ~、この道をあとでもう一周せにゃならんのか…」という何とも言えないやるせなさもありません。
うん、やっぱり一周回り切りコースの方が楽しい♪私に合っているようです。

かくしてスタートから約2時間半後、フィニッシュゲートと運営や出店ブースなどのテントが立ち並ぶ会場本部へと帰ってきまして、第2回大会に初参加となった霞ヶ浦トライアスロンフェスタを無事に完走いたしました。


初めての大会は、コースがどうなっているか、撮影できる場所はどこなのか、とても難しいです。この大会、バイクパートの撮影がちょっと難しかったです。
バイクパート、選手たちが入っていくところが、観客は入れずその先の道端まで迂回するような形になるのですが、
「大丈夫?折り返すまでどのくらい時間があるんだ?間に合うか?」
とドキドキしました。みなさん、あまり遠くまで来たくなかったのか、バイクパートの観客はさほど多くありませんでした。でも、見られる場所も狭くて、みんなが来たら入りきらずにコースに出てしまう人も出るのではと少々心配になりました。折り返し地点を見ることになるので、スピードが落ちていて、誰だか確認しやすいところはよかったです。
さてこういった会場には様々な物販ブースが出店しているのが普通なのですが、そのお店にも大会ごとの特色があって面白いです。
トライアスロン協会やスポーツイベントサークルがメインの大会ですと、お店の7~8割は競技に関する物の販売店です。トライスーツやゼッケンベルト、水中ゴーグルやランニングシューズ、ジェル飲料に栄養サプリメントなどなどです。
一方で地元の方々が主催の大会ですとその割合はグッと低くなって、替わりに地元の食べ物を販売したり特産品を使った飲食店があったりします。
今回は問答無用の後者でして、加えて地元のマッサージ店さんによる簡易マッサージが4~5件も出てきてくれていました。
個人的には今回みたいな地方色を見せてくれる物販の方が楽しくて好きです。
まずはありがたくマッサージをお願いして施術してもらいます。半分攣りそうな足を的確にほぐしてくださるプロの手腕はさすがと言う他なく、わずか10分ほどのマッサージでずいぶんと楽になりました。
普通に歩いて動けるようになった体で、次は飲食ブースへ。
地元の魚でしょうか、ワカサギが入ったかき揚げが載ったお蕎麦がそれはもう絶品!!で、水分と塩分とカロリーとが枯渇した体には最高のご馳走でした。ホントに美味かった~。

ワカサギ、すっごくおいしかったです。そして、お店の方が売れ残ってしまうためか、テーブル席でごはん食べていた人たちにパック詰めしたものを配ってくださいました。
ごちそうさまです~!
一息ついたら更衣テントで着替えを済ませて、トランジションエリアが解放されたらバイクや装備を回収します。
その後に行われる表彰式には当然ながら私なんぞはまったく縁がないのでいつもならそのまま帰ってしまうのですが、今回はもう少し待てば完走証が発行されるというので一度駐車場に戻って装備を車に戻し、身軽になってもう一度会場に戻ってきました。
順番待ちの列に並んで少し待ち、ナンバーを言って受け取った完走証を見て…思わずガッツポーズ!!
q(`∀´)p
今回のリザルト、人数に対して上から11%位置でした。今までの最高が17%位置でしたので、問答無用の自己新記録です。
「目標は完走」というのは嘘偽りのない本心ですが、それはそれとして当然ながら良い結果が出れば嬉しい!!
大満足の大会でした。
今度こそ会場をあとにして再び駐車場へと向かいます。
すると途中で、自転車を含んだ装備一式の大荷物に加えて何やら大きな箱を持った選手が途方に暮れているのが目に入りました。
訊けばなんと総合4位(!)に入賞した方でして、それはもちろん素晴らしいのですが副賞としてもらった景品が、大きな魚でもスッポリ入りそうな発泡スチロール製のトロ箱(1m×30㎝×10㎝ぐらい)の中に、タプタプジャラジャラの氷水と共に入れられたレンコンだそうで…それ何のイジメ?(笑)。
幸いすでに身軽だった私が箱を持つことで無事に駐車場へ辿り着いたのですが、運営の方々、名産のレンコンが素晴らしい品なのは解りますけど、もうちょっと品物を考えた方が良いのでは…。
その後は会場からも近い温泉「霞浦の湯」に寄ってさっぱりとリフレッシュをしてようやく帰路へ。
土曜日に開催の大会なので、翌日はまるまる休み…コレ良いなぁ。
帰宅して機器の掃除や片づけをして、美味しい晩酌で1日が終わりました。
スタートしてまだ2回目のこの霞ヶ浦トライアスロンフェスタ、とても楽しめた大会でした。
正直言って当日の進行などにはまだこなれていない故のたどたどしさも見受けられたのですが、それを補って余りあるほど運営の方々の「良い大会にしよう」という方向性がしっかりと見えていました。開催日までのこまめなFacebookの更新なども参加するこちらの期待を盛り上げてくれました。
霞ヶ浦の水質については…まぁ、その、それなりにアレでソレな感じでしたが、今後もこの大会に参加し続ければいつかは「そういえばここの水ってホントにキレイになったよなぁ…初めの頃なんかそりゃあ…」なんて言える日が来てくれるかもしれませんしね。
その日を目指して、この大会は今後もリピートしたいと思います。
良い大会でした!!





コメント
[…] 7月に参加した霞ヶ浦トライアスロンフェスタの様な「周回ナシ・10㎞一本道」のコースはそりゃもう爽快で気持ちが良いですが、一方で今回の様な多周回のコースは私の様な貧脚ランナーでさえレースを組み立てやすいというメリットがあると思います。1周目を走ってコースを把握したら「コースの前半がフラットで後半に起伏があるこれをもうあと3周…3周目後半で脚が大丈夫そうだったら段々スパートを上げてそのまま4周目のフラットに行って…」などと知った風なことを考えながら走ります。 […]
[…] ①東京都トライアスロン渡良瀬大会または木更津トライアスロン…いきなり二択ですが、前者は私にとってその年のトライアスロンの始まりとなる大会で、後者は日本最大級のお祭り大会。今年は東京オリンピックの影響でこの2大会の開催日が1週間違いとなったため、連続ではキツイのでどちらかの大会にだけ出るつもりでした。②たかはらやまトライアスロン私が愛してやまない大会。問答無用で参加を決意。③霞ヶ浦トライアスロンフェスタ去年も出た大会ですが、素晴らしいタイミングで今年からミドルディスタンスのカテゴリーが追加されまして、オリンピックディスタンスからのステップアップを目論んでいた私は大喜びで参加を決意。 […]